住めば都だけど...w
2004年7月5日(前、相当、略w)
(四川省の)成都に住んでいる方、または成都に旅行に来た方は空を眺めてみよう。「成都のイメージとは」の項でもふれたが、いつも空は曇っている。常識的に考えたらいつも空が曇っていると気分が憂鬱になるのだが、これからの時代はそうではない。
もうおわかりいただけたのではないか。私が小学生のとき、全校朝会である先生が、太陽の光に当たると健康に非常にいい、と話していた。しかし、今では日光にあたることはすっかり否定され、健康に悪いとされている。オゾン層の破壊が進み、紫外線が異常なまでに強くなっている今、日光にはできるだけ当たらないほうがいい、というのが今日の常識である。
しかしそんなことじゃ、うかつに外も歩けない。オーストラリアなんか、外出するときにはサングラスをかけるのが当たり前。小学校の校則で登下校時のサングラスの着用が義務付けられるほどの深刻さである。今日は天気がいいからと言って、タンクトップ、ショートパンツ、ミニスカートなどの服装で外出することは危険なことなのだ。これではほんとにうかつに外も歩けない。
しかし成都ではそんな心配は要らない。太陽がでないのだから、長時間露出度の高い格好で外を歩いていてもほとんど心配要らない。強すぎる紫外線に当たる心配がなく、安心して外出ができる。
これは非常に重要なことではないか。テロや、戦争などは一部の地域でおこることだが、オゾン層の破壊は地球規模で起こっており、基本的に世界のどこにいても安全ではない。
成都市政府はこのことを世界にアピールしたほうがいいのではないか。これからの時代、太陽がほとんど出ない成都こそが、世界で最も住みやすい都市となるのだ。(w)
将来的には外国のマスコミからも注目されるかもしれない。
このことをもっともっと外国にアピールすべきだ。そして高齢者を中心に海外からの移民を積極的に受け入れてはどうか。
現在、オーストラリアや北欧ではオゾン層の破壊がかなり深刻なレベルになっている。すでに皮膚がんがほかの地域よりも多発している。そんなわけで、これら紫外線が強すぎる国々からの移民を積極的に受け入れてはどうだろう。
外国からの移民が多数移り住めば、成都市には大量の外貨が入り込み、消費が活性化し、都市の国際化も進展する。いいことだらけである。
先進国の住民が、老後になって東南アジアなどに移住してそこに永住することはそれほど珍しいことではない。成都市もその例に倣うべきだ。銀行に数十万元程度金を預けることを条件に成都市での定住を認めるのだ。三環路の外側あたりに外国人用の住宅地を造った方が良い。買い物に便利なように中心部までの直通バスを運行すべきだ。住宅地の周りには自然と西洋料理の店も集まってくるだろう。せっかく成都に移住するわけだから成都市民との交流も必要だ。成都市ではネイティブの外国語教師が不足気味なので、移住者には語学教師の仕事もある。成都から外国への直行便はもっともっと増やすべきだろう。移民は高齢者が中心となるので病院や福祉施設なども住宅地の近くに造るべきだ。
やるべきことはいろいろあるが、相対的に成都市に大きな経済的利益をもたらすことは間違いない。紫外線の問題は今後オーストラリアや北欧だけでなく、全地球規模で深刻な問題となるはずだから、将来的にはアメリカや日本や英仏独伊その他のヨーロッパ諸国からも移民が集められる。
その気になれば数十万人、成都市の人口の十分の一ぐらいは集められるのではないか。十分の一も集まれば、成都市のGDPは倍以上になると予想できる。なんともすばらしい。
いいですかみなさん。これからの時代、太陽には当たらないほうがいいのである。そのためには成都での生活は最適です。健康のため、長生きのため、幸せな生活のため、国際健康都市成都に移住しましょう。(なんてったって四川省--四川省政府観光局非公式非公認ホームページ--)
作者のYoshiiさん、HPでお顔写真をばっちり晒して正々堂々現地発信中。その記事の他は極めて辛辣で、これも洒落のめしてるんだけどさ、面白い見方ですね。
大連も何だかんだ言いながらもう2週間以上曇空続き。これからの一週間も同じ様子なんだなぁ。確かに楽なんだが、気分はすっきりしないよねぇ。
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