2004/08/05 (サンケイスポーツ)
ジーコ自信「6万6000vs11」でも中国に勝つ!( 8/ 5)
ピッチで決着つける!サッカー・アジア杯で2連覇を目指す日本代表は4日、中国との決勝(7日)の地となる北京に移動した。重慶、済南と反日感情がヒートアップする中国市民からの大ブーイングの中、激戦を勝ち抜いてきたジーコ監督(51)は、「ピッチの中で決着をつけよう」と宣戦布告。文字どおりの“完全アウエー”で中国を倒し、アジア王者のタイトルを再び日本に持ち帰る。
相次ぐ激闘を制し、晴れやかな笑みを浮かべるジーコ監督。中国との決戦の話に触れると、その目は鋭く光った。
「最初から中国との戦いだった。ピッチの中で決着をつけましょう」
PK戦で勝った準々決勝のヨルダン戦(7月31日)、延長戦で競り勝った前日のバーレーン戦。計240分余りをフルに走り回った選手らの疲労は極限を超えている。それでも北京への出発を前に、済南で控え組を中心にシュート練習などを敢行。決勝にコマを進めた安ど感はみじんもない。
相手はホスト国の中国。1次リーグの会場、重慶、そして済南と、地元市民は政治的な反日感情から、日本戦のスタンドをブーイングの嵐に包み込んだ。
決勝は正真正銘のアウエー戦だ。約6万6000人をのみ込む北京のワーカーズスタジアムが重慶、済南以上の不穏な空気に包まれることは間違いない。
それでもジーコ監督は「たたかれて、アウエーでも互角以上に戦えるようになった。それがうれしいんだ」という。
バーレーン戦で、後半終了間際に奇跡の同点“ボンバーヘッド”をたたき込んだDF中沢(横浜M)も
「ブーイングなんかもう慣れた。でも
国歌の最中のブーイングは許せない。君が代ぐらい歌わせてほしい。挑発してくるだろうけど、絶対に乗らない。熱いモノを持って頭は冷静に行く。
中国をやっつけたい」
と残るエネルギーをすべて注ぎ込む心意気だ。
「戦う集団、いやそれ以上になっている」とジーコ監督は成長した戦士たちを頼もしげに見つめる。敵地のど真ん中でブーイングを封印し、アジアの王者に君臨する。
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