ええぞぉ、ニッポンw
2004年8月8日2004年8月8日(日) 7時9分
アジアカップ連覇の日本代表選手を、スペインメディアが絶賛(スポーツナビ)
7日、アジアカップの決勝戦でホストカントリーの中国代表を下し、見事にアジアカップ防衛に成功したサッカー日本代表。
決勝戦はスポーツ専門チャンネルでヨーロッパの各主要国でも生中継され、完全なアウエーという環境、そしてここまで数々の厳しい試合を戦い抜いた日本代表選手には、スペインでも高い評価が与えられた。
決勝トーナメントからは、日本の全試合を放送していたこともあり、アナウンサーと解説者も日本選手のデーターに関しては詳細に把握しており、生中継中も常に選手の細かい特徴を指摘しながら、日本選手についてそれぞれ詳しくコメントした。
まず、決勝でも全得点を演出し、大会最優秀選手に輝いた中村俊輔については、「非常に高い技術を持った、とても頭のいい選手」と絶賛。
スペイン代表のファンタジスタ、バレロン(デポルティボ・ラ・コルーニャ)の名前を出して、「ナカムラは日本のバレロンだ」と、最大級の賛辞を送った。
かねてからスペインリーグへの移籍を希望しているといわれる中村だが、今大会を通じてスペインのサッカー関係者やファンに向けて、強烈な印象を残したようだ。
また、準決勝のバーレーン戦で2得点を挙げて、この日も終了間際にダメ押しの3点目をたたき出したFWの玉田圭司については、「バーレーン戦での得点はいずれも素晴らしかった。縦へのスピードがとてつもなく速い。まるでロナウドのようだ」とコメントし、今までスペインではまったくの無名であった玉田にも驚かされた様子だ。
(他【女馬】的、が有名になるかナww)
そのほかにも、GKの川口能活やDFの中澤佑二についても「優勝の立役者」と褒めたたえる中、特にアナウンサーと解説者に強い印象を残したのは、今大会日本代表の正ボランチを務めた、福西崇史と遠藤保仁だった。
この日、先制点をたたき出した福西に対してアナウンサーは、「相手の攻撃をよくつぶし、かつてレアル・マドリーに所属したマケレレのように重要な選手。また、今日の試合に限らずW杯一次予選のインド戦でも得点を挙げるなど、ボランチというポジションながら、高い得点能力があることが素晴らしい。高さもある。スペインの各チームはこの選手から目を離すべきではない」と大会MVPの中村にも負けないほどの高い評価を与えれば、一方で解説者は、「私は遠藤を評価したい。フィジカルでは福西に及ばないが、質の高いプレーには目を見張るものがある。素晴らしい選手だ」と、こちらも絶賛だった。
今大会の日本選手の活躍をヨーロッパ各クラブがチェックしていることは間違いないだろう。
スペインでは最近、五輪代表の平山相太や東京Vの森本貴幸など、日本の若手選手に熱い注目が注がれているが、今大会によってA代表選手たちにも今後強い関心が寄せられることになりそうだ。
-Kosuke Ito from Spain-
[ 8月8日 7時9分 更新 ]
頑張りもさることながら、そのマナーも絶賛に値する。
誇りに思う。
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