ケリーはカネ蔓かあちゃんにやられて墜落と。
2004年8月13日
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)8月13日(金曜日)
ラルフ・ネーダーとケリー夫人が民主党に致命的な蹴りを入れた
ジョン・ケリー大統領候補、突如の苦戦。錐(きり)もみ状態に暗転した
ネーダーが大統領選挙の立候補に必要とされる署名活動に共和党員まで密かに協力している。
消費運動の神様、左翼過激派のカリスマ、
換言すれば時代の変化に取り残された馬鹿。
ラルフ・ネーダーは本気で大統領選挙に臨む情勢となった。3%から5%の「民主党」の支持票がネーダーに流れるだろう。
そうすると一番得するひと?
もちろんジョージ・ブッシュ大統領です。
ジョン・ケリーを贔屓にして巧妙な支持キャンペーンを展開しているのは左翼リベラル媒体の『ニューズウィーク』や『ワシントン・ポスト』だが、かれらの真摯な努力を土足で蹴飛ばしてケリー情報宣伝活動を台無しにしたのは、ハインツ(ケリー夫人)だ。
党大会の応援演説で長時間に亘って自己をかたり、夫を語らず、傲岸不遜な態度を目撃して民主党員さえ怒り出した。執拗な質問をした新聞記者に夫人は「糞食らえ」とも発言した。その場面がテレビで放映された。
たまたま中国の奥地にいたので、この実況を見なかったが帰国してからアメリカ通に聞くと「あれでケリー当選はなくなった」と複数の専門家が口を揃えた。
ほっと、一安心。
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