内地もまんざらおかしくないゾ。
2004年8月16日
(殿下さま沸騰の日々)
■2004/08/15 (日)
人民日報。時節柄の連日の因縁付けを注視せよ。
8月15日。毎年恒例の靖国神社参拝に赴く。大鳥居を過ぎてすぐに、例年と違うと気づいたことがふたつある。
ひとつは参拝客の多さ。もうひとつは若者の姿である。
拝殿まで30分近い行列。そして行列の中に10〜20台と思しき若者が多数。昨今この国で起きることどもを見てなにごとかを感じたひとびとが、英霊と向き合わんと欲したのであろう。若者とて例外ではない。靖国神社がわが国の社稷であるとひとびとが信じるからである。
そんなひとびとの祈りをあざ笑うある政党の声明を見よ
(→http://www5.sdp.or.jp/central/timebeing04/seimei0815.html)。題して『「敗戦の日」にあたって』。
わたしは大東亜戦争が日本の敗戦で終わったと思うし、それを『敗戦』と称することに何の躊躇もない。事実は事実である。
だが、日本人として8月15日をわざわざ『敗戦の日』と称してそれを記念するほど雑駁で下品な神経は持ち合わせていない。
理由は簡単である。日本にとって『終戦』は記念され得ても、『敗戦』は絶対かつ永遠に記念され得ないからである。
記念するとすれば、支那を含む戦勝国と南北朝鮮以外にない。
それを承知で『アジア近隣諸国との関係を著しく悪化させている首相や閣僚の靖国神社参拝は、厳しく批判されるべきであると同時に直ちにやめさせなければなりません』と述べる腐れ社民。
支那も早速アヤ付け
(→http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20040816k0000m010032000c.html)。
『アジア近隣諸国』などともごもご言わず、はっきり支那と南北朝鮮と言えよ。
日本の敗戦が嬉しくてたまらず、支那や南北朝鮮の内政干渉が嬉しくてたまらないらしい。
腐れ政党が敢えて『敗戦の日』と称する裏には底知れぬ悪意が潜んでいる。
さて、わたしが拝殿まであと少しのところに差し掛かったとき、前方から大声が聞こえてきた。参拝を終えた老紳士が参拝客に向かって語りかける声である。齢80を超えているであろう総白髪の老紳士。周囲は紳士に注目し、ざわめきは一瞬にして静寂となった。
老紳士は語った。
『祖国をこんな国にするために、われらは戦いそしてわが戦友たちは戦死したのではない。こんなにたくさんの若い人たちが参拝に来てくれて嬉しい。どうか若者たちよ。われらと戦友の思いを知って日本の将来をよろしく頼む』と。
期せずして参拝客からは大きな拍手が巻き起こった。
腐れ政党や支那が何と言おうと、靖国神社こそわが国の社稷であるとわたしは信じる。
* 社稷(しゃしょく)
1.〔礼記(祭儀〕昔の中国で、建国のとき、天子・諸侯が壇を設けて祭った土地の神(社)と五穀の神(稷)。
2.〔論語(先臣)〕国家。朝廷。「社稷を憂える」(広辞苑)
*しゃしょく 1 0 【社▼稷】
(1)土地の神(社)と五穀の神(稷)。
昔、中国で建国のとき、天子・諸侯は国家の守り神としてこの 神々を祀(まつ)った。
(2)国家。朝廷。
(3)朝廷または国家の尊崇する神霊。
「宗廟―の天照大神におはしませば/盛衰記 30」
(goo辞書)
この方は法律家らいしが、ここまで「気持ち」を代弁してもらえるとすっきり気持ち良過ぎて何にもコメント必要ない。だから単なるコピペになってしまう。
最後のエピソードはちょいとでき過ぎな感じがしないでもないけど、昨今のニュース(拉致・アジア杯)みてると、そういう老人が出てこないほうがむしろおかしいし、また時代の空気がそういう発言をしてもすんなり受入られるように感じもしたからだろうな。
マスコミの実態がこれだもん。
(宮崎正弘のコメント)岡崎久彦さんが言いました。「わたしに五分喋らせてくれれば日米関係は変わる」。
その自信のほどは別として、ワイド番組では専門家のとなりにすわるタレントやら競馬評論家やら芸能人が、たとえばイラク問題を評価する。その猥雑な知的頽廃の風景に耐えられないのです。
専門家に発言を求めない司会者。だから出演しても長くて2分、へたをすると40秒(テレビ局に聴いたら平均がそうらしい)。レギュラーの芸能人が目立とうとするのはディレクターの命令なのか、ゲストより長く喋る。
ですから原則の第一。ワイドショウには出演しません。第二。五分以上喋らせてくれない番組には出ません。
さてそうなると局が敬遠します(当然でしょうね。いまの時代の価値観はテレビ局側のほうが「偉い」わけで、ディレクターのフィーリングに遭わない人は呼ばれませんから)。というわけで朝ナマも過去二回、固く出演を辞退しました。
この間、中国の「反日騒ぎ」でも某局と某局から依頼がありましたが、条件を伺って辞退しました。
ではまったく出ないかと言うとそうでもないのです。日経テレビでの生島ヒロシ、三原淳雄さんとのトーク、メトロポリタンTVの独演会、宇宙放送テレビでは、じつは毎週のように出ていましたよ。というわけで、ときおり画面に現れるときがあります。
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