月収3,000元(39,000円)の世界
2004年8月19日(NNA)2004年08月19日 中国
平均給与やや上昇、深センでは下落続く
人材仲介・職業斡旋(あっせん)サービスのネットサイト中華英才網は先ごろ、上半期(1〜5月にデータ収集)の給与状況に関する調査結果を発表した。平均年収は3万5,921元。
(年収47万円。
単純に12で割った月収2,993.4元=38,914.41円!)
下落傾向にあった昨年下半期(3万5,333元)の前回調査の水準からは持ち直したものの、中・高所得層でも給与の伸び幅は小さく、労働者にとっては依然として楽観できない状況が続いている。
都市別で見ると、平均年収のトップは上海の4万7,634元(月収51,603円)で、やはりトップだった前期の4万7,279元よりわずかに増加した。
2位は北京の4万4,626元(前期は4万3,728元)、3位は広州の3万9,471元で、どちらも前回並みの水準を保持した。
一方、2002年上半期にはトップに立っていた深センの給与下落が止まらない。今期は3万9,305元で4位となり、4万2,252元で3位だった前期からまた1つランクを下げた。
中華英才網は、深センではここ数年、◇上海、北京に比べ、大型プロジェクトの進行が頭打ちの状況にあり、固定資産投資の規模縮小を招いている◇不動産投資による金融リスクの増大で、バブルの危険性をはらんでいる――ことなどが、同市のホワイトカラーの給与にも影響しており、当面は改善の兆しがないと分析している。
■インターネット業界は復調
業種別では通信が年収4万8,958元と、2位の医療設備(4万5,204元)を約10%上回ってトップとなった。
前回は13位と大きく落ち込んでいたインターネット・電子取引が、約3,000元アップの3万8,390元と持ち直し、10位まで順位を上げた。
企業の経営形態別に見ると、外資独資企業の平均年収が4万7,585元で最も高く、2位以下の合弁企業(4万1,330元)、国有企業(3万3,351元)を大きく上回っている。
外国語レベルも高収入獲得の大きなポイントとなっている。外国語能力が「熟練レベル」と答えた人の平均年収は5万3,151元に上っており、前回調査から2,000元近くの伸びを示した。「中程度」とした回答者の年収は3万7,713元、「普通」では3万57元となっている。
■転職者の多くは給与2倍に
今回の調査では、現在の給与について「不満」という回答が55%以上に上り、「満足している」の1.05%をはるかに上回った。労働者の多くが、転職することによって給与アップを狙う状況を裏付けた。
転職によって給与がアップしたという回答結果を分析すると、平均して前職の2.16倍の給与を手にすることに成功しているという。
大連での印象は...
通信関連日系独資の日本語熟練者(能力試験一級合格程度)。
具体的には、大連理工大でて、日本語マスターした連中。
それで日系企業就職、が憧れのサラリーマンてなわけね。
こういう連中向けに、60平米程度(狭いw)の家具付きマンションが、市中心部の登場したね。60平米でも、ベッド生活だし応接セット必備にでかいプロジェクターテレビも必ずと言っていいほど入れるので、まずギチギチてな感じだな。
押入れなんてないし、削るのはキッチンとトイレのスペースと、お風呂はシャワーのみとなるな。実際見た100平米マンションのキッチンの狭さとシャワー室の不自然な造りには、見た目重視ありあり(部屋数3つ)で入居後の生活の不便さがすぐ想像できたな。
これが60平米となると、2部屋に応接室だろうから玄関なんてなしね。するとモダンな都心マンションのドア前に靴がぞろぞろてな景観となるてなわけだな。
ハーバービューで外国人(その他外省人にも)人気あるらしい「海昌欣城」てな集合マンションの一番値段が高い棟を見てきたけど、各階2部屋でエレベーター2基だから実質上専用エレベーター付きのような体裁なのだが、その豪勢な玄関脇に甕が置いてあったよ。聞いたら韓国人実業家のお宅らしく、キムチを公共スペースのはずのエレベーターホールに何ケも置いて自家製キムチを製造中であらせられるらすぃ。
その2基のエレベーターは毎日その階停止のたびに「ぇぇかほり」のっけて上下してるらすぃ。
昨日は麗都花園てなマンションにお邪魔したが、ここはロシア人が多いらしいね。その日常の情報はまだないけど...。
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