■2004/08/21 (土) 北のトリックに見事に嵌まる日本のお人好し(1)

特定失踪調査会ニュースによると、先般来一部のマスコミ関係者が訪朝し、その様子が報道され、平壌の市場に物が溢れている様子が写されていたそうな。
この映像だが、真っ赤なウソ!
恐らく、テレビ用に、セットし、ヤラセ人間をエキストラに使い、それを日本の視聴者に見せただけのこと。

ドイツのテレビチームなら、そのウソを見事に見抜いて、そうコメントしたと思う。

東西ドイツ分断のころ、東側がよく使ったトリックだからです。

今一つ小泉総理2回目訪朝で、10分間の空白タイムがあり、そのとき、総理は金独裁者と北の通訳だけで、ヒソヒソ話をし,そのことを西尾幹二氏が取り上げ氏のインターネット日誌で以下の如く書いておられる。、

<中西氏にお尋ねした処、情報の出所は二つあります。
一つは外国人の外交筋です。日本がどのくらい情報を知っているかを試す意味と、日本に親切に警告する意味の両方があったように思うと氏は私に語りました。

もう一つの情報はテレビ朝日の5月24日か、25日か26日かの、ニューススクランブル(正午12:00〜)で自明のこととして語られていたのを中西氏がメモしたのを基礎にしている。従って、氏は「空白の十分間」は誰もが知っている明白な事実と思っていたそうです>

これも、何も大げさにする筋合いのものではない。
だって、既に結論はでているからです。

国際情勢、しかも諜報機関に詳しい西側の人間なら、一)と二)を読んだだけで、これを流した犯人は誰か、すぐに見当がつく。

明らかに北の仕業に違いないと。
つまり彼らが意図的に流したデスインフオーメーションです。

なぜそうするか、日本の政治とそして国民を当惑させ混乱に貶めようとする情報作戦で、右系の言論界の中西氏や西尾氏が問題にしてくれる。それだけで彼らは内心、大成功と含み笑いをしているから。日本の左は全く頼りにならない。なら、右の大物をうまく取り込み、落とし日本をずたずたにし混乱してやろうと。

しかもこの右系の識者は小泉嫌いで知られている。その言論界の大物の反小泉論で、小泉政権が倒れてくれるなら、こんなうまい日本攻略はない。成功だと思っている。

日本の政局混乱で、ガタガタしているスキに、より日本での弱体工作を浸透させことができるからです。

とこう分析する私はやはりドイツ在住35年の経験で、何ごともまず疑うことを知ったからでしょうか。


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