「チャンネル桜」水島総社長のページから
2004年8月29日直指人心(第1回)
日本鬼子(リーベンクイズ)は戦争が原因か?
2002年8月20日、東京の渋谷で「日本鬼子」(リーベンクイズ)という題名の「ドキュメンタリー」映画を見た。カギ括弧でドキュメンタリーとしたのは、あまりにすさまじい自虐史観、中国共産党礼賛宣伝映画になっていたからだ。
題名の日本鬼子(リーベンクイズ)とは、鬼のような恐ろしい日本人という蔑称である。映画は、支那事変から終戦まで、日本軍の兵隊が支那大陸で起こした残虐非道行為の証言集という体裁になっている。
(日本人の)14人の老人が登場し、聞くだにおぞましい残虐犯罪行為を、私から言うと「得々と」語っている。
中に一人だけ、命乞いをする女性支那人を殺した話をしたとき泣いた男がいたが、その老人とて一分後には笑みを浮かべ、吐き気を催すような残虐行為を語り続けていた。
内容は、支那婦女子への強姦、変態行為、強盗、殺人、虐殺、放火、略奪、生体解剖、生体実験、拷問、人肉食、銃剣処刑等々、まあ、人間の起こす犯罪行為の中でも最低最悪の行為を、大変巧みに詳細に「生き生きと」「手慣れた」語り口で老人達は語っていた。
それが三時間ほど続く。その老人達の「語り」の間に、「ドキュメンタリー風」に日本の「侵略ぶり」が客観描写を装って写真やフィルム、ナレーションがあざとく挿入される。「いいかげんにしろ!」と怒りが沸いてくるが、我慢して私は最後まで見続けた。
終盤部分では、老人達が中国共産党支配下の収容所に六年ほど入れられた後(洗脳期間と考えていい)、戦犯裁判にかけられるが、中国共産党様は実に寛大で死刑判決などせず、みんな涙を流して反省告白している様がフィルムで流される。同時に、ナレーションは彼らが日本に戻ったとき、「洗脳された人々」として苦労したことを同情的に流す。
中共礼賛宣伝映画としては実に周到である。最後の部分で、その老人の一人がどこかの「平和展」と称する場所で、子供達を交えた人々に、残虐非道行為を告白するのは辛かったが『戦争の真実』を伝えるのが、私のせめて出来ることだと「誇らしげに」語って終わる。
火事場泥棒的に行った個人的残虐非道行為の真実が、何時の間にか『戦争の真実』にすりかえられている。
この老人たちの「語り」の特徴は、自分達の行った「人間」として恥ずべき残虐非道行為を、一見、個人として反省している風を装いながら、全ての責任を祖国日本になすりつけ、私達日本人が遂行し、戦って敗れた大東亜戦争という「戦争」行為に「すり替えて」いるのである
これはよく中国共産党が、「先の戦争は日本人民も被害者であり、日本人民も日本軍国主義の犠牲者である」という論調と符合するものである。
そして、日本のマスコミも見事にこの論調に乗っかって、この老人重犯罪者どもをまるで良心的で正直な人間として扱っているのである。
私ははっきり言いたい。
この悪逆非道行為を支那大陸において犯した犯罪者どもは、二重の意味で日本国と日本民族を世界的に貶め、過去だけではなく現在もなお、裏切り続けているのだと。
まさに彼らは国賊である。
一体、彼らは、二百万以上の戦死した日本軍の戦友たち、真面目に誠実に軍規を守り、祖国のために戦い、倒れていった将兵達に対して、なんと垂オ開きが出来るのか。
彼らの犯した非道行為によって、世界一厳しい軍規の軍隊、レイプ行為など厳罰に処せられた誇りある帝国陸海軍は、野獣野蛮の残虐集団であったかのように貶め、辱められたのである。
まさに彼らは「戦犯」である。そして、今なお、彼らは自らの残虐非道行為を帝国陸海軍の戦争行為として、その腐臭に満ちた悪宣伝を世界中にばらまき続けているのである。
私は主張したい。靖国神社に祀られた二百数十万の英霊のために、
日本人、日本国自身の手で、戦争裁判所を立ち上げ、彼ら老人達を特A級戦争重犯罪者として、裁判し、処刑すべきだと。時効など無視しても、そうすべきだ
と考えるのである。
そうでなければ、南の空と海に散っていった約四千名の航空特攻隊員たち、祖国と家族の安寧と未来を祈りながら斃れていった硫黄島、沖縄や南方諸島の将兵たち、インドシナや支那大陸で斃れていった兵士達等々、原爆や空襲で亡くなった日本国民等々、先の戦争で亡くなられた何百万の方々全員が浮かばれないのである。
現代日本の人口1億2千万、多くの犯罪者が何十万と刑務所に収監されている。捕まっていない殺人、強盗、強姦、変態性欲犯罪者等も多いだろう。しかし、だからといって彼らの犯罪の原因と責任が、現代日本社会のシステムにあり、日本人全体が彼らのように、人間としてやってはならぬ獣性をもった犯罪民族とは言えないのは自明のことである。
何百万といた帝国陸海軍の将兵の中には、確率論から言っても、こういう人間以下の人間もいたことは確かだろう。しかし、だから帝国陸海軍や日本人、あるいは、日本が戦った大東亜戦争や他の戦争が、こういう恥ずべき存在として、見られてはならないのである。
是非、反面教師として、皆さんに見ていただきたい。ただし、戦後世代の人々や若者が、何の警戒もなくこの中共宣伝映画を見たら、途端に反戦、自虐史観、親中国、左翼市民になってしまうだろう。
沈着冷静に批判的な視点で見れば、この映画が、まるで刑務所の中で、変態性欲者や強姦、強盗、殺人者たちにインタビューがなされ、自らの犯罪を社会や日本人そのもののせいにしている無責任で能天気な重犯罪者達の姿なのだと分かって来るだろう。
今日も、現在も、あの恥ずべき老人犯罪者達は、『戦争の真実』を伝えるのだと称して、日本各所の映画館や「平和展」「平和集会」で、反省面をしながら自分達の悪逆非道行為を語り続けている。そして、自らの責任を「戦争」と祖国日本と日本人全体になすりつけ続けている。
日本国だけではない。昨年八月には彼らが笑いながら強姦殺人行為を語るおぞましい映像が、英国BBC放送やオーストラリアの放送局で放映され、日本と日本人全体が、彼らのおぞましさのレベルで外国視聴者に報道されたのである。
もう一度、実現は不可能だとは思うが、過激に言いたいと思う。
私達日本人は、彼らを本物の「戦争犯罪人」として、私達日本人自身の手で裁判し、処刑すべきである。
あの戦争で亡くなられた二百数十万の日本人英霊達、そして、数多くの支那人たちの霊は、沈黙のまま戦後五十年を見つめてきた。
私達は、その沈黙に誠実に応えなくてはならない。
ここで言ってる人たちって、ここの連中のことかな?
http://www.ne.jp/asahi/tyuukiren/web-site/index.htm
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