こりゃ半分納得

2004年9月10日
左耳は音楽・右耳は言語、互いに役割分担…米大研究

【ワシントン=笹沢教一】耳の働きには左右で違いがあることが、米カリフォルニア大とアリゾナ大の乳児約3000人に対する聴覚測定の研究でわかった。

右耳は主に言語を強調して脳に伝え、左耳は音楽に対して同様の反応をするという。これまでも左右の聴覚機能に違いがあるとする説があったが、耳自体の働きは同じで右脳と左脳の違いによるものと考えられていた

今回の結果は、乳幼児の教育や聴覚障害の治療、リハビリなどに役立つものとして注目されている。10日付の米科学誌サイエンスに発表された。

研究チームは、乳児の聴覚測定と同じやりかたで、小さなマイクを外耳道に入れ、特定の音を聞かせて、内耳から発する「耳音響放射」と呼ばれる小さな音を測定した。耳音響放射は、内耳の感覚細胞が音を神経への信号に変換する際に振動して生じたもので、単なる音の反響ではなく、感覚細胞が特定の音に反応した結果が反映されると考えられている。

測定の結果、左右の耳音響放射には明らかな違いがあり、右耳は言語のように断続的なかちかちとしたクリック音に対し、より強く素早く反応、音楽のように連続的な音程(トーン音)に対しては、左耳が強く早く反応していることが確認された

脳の聴覚中枢にも左右の違いがあり、言語や会話などは左脳が、音楽には右脳が反応しているとされ、左脳は右耳、右脳は左耳を制御している。研究チームは、左右の耳の違いが左右の脳の違いを助ける役目を持っていると推定しており、「人工内耳の移植など一部の外科治療の基準にも変更を迫る発見」としている。
(読売新聞) - 9月10日15時39分更新



これって、左右逆だと納得なんですけどネw

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