完全に大統領選待ちだな。経済制裁発動でしょ。
2004年9月25日(産経新聞)
拉致被害者10人の安否情報なし 日朝実務者協議
北朝鮮の拉致問題などをめぐる第2回日朝実務者協議が25日午後、北京市内のホテルで始まり、約3時間半の協議を行った。
外務省筋によると、北朝鮮側は再調査で新たに得られた情報として、横田めぐみさんら安否不明の拉致被害者10人のうち数人について、北朝鮮入国後の動向の一部を明らかにした。ただ、外務省筋は「これまでの北朝鮮の説明を覆す話も、確認する話も出ていない」と述べ、現在の安否に直結する内容ではなかったことを明らかにした。
協議の冒頭、日本側は北朝鮮のミサイル基地周辺の動きが活発化している問題を取り上げ「重大な懸念を持っている」と表明。「発射実験のモラトリアム(凍結)については日朝平壌宣言、先の日朝首脳会談で合意している」と強くけん制した。北朝鮮側は特にコメントしなかった。
北朝鮮側の報告の具体的内容は日朝双方とも明らかにしていない。日本政府は協議終了後、拉致被害者の家族に対して「何名かの被害者に関する調査の途中経過につき具体的な説明があった」と伝えるにとどまった。
北朝鮮側は「あくまで途中経過だ」と強調し「調査を継続している」と理解を求めた。日本側は情報を慎重に検討した上で2日目の協議で疑問点などをただす方針。説明がなかったほかの安否不明者についても、再調査の現状を問いただし、調査の加速を要求する。
(引き伸ばしがミエミエ)
協議には日本から斎木昭隆外務省アジア大洋州局審議官、北朝鮮から宋日昊(ソン・イルホ)外務省副局長らが出席。2日目は北京市内の北朝鮮大使館で協議を続行する。協議は2日間の予定だが、展開によっては27日にずれ込むことも予想される。
日本側は北朝鮮側の対応が不十分な場合は、第3回協議を早期に開き再回答するよう要求する方針だ。(共同)
(09/25 22:42)
日朝協議 北、時間かせぎ…「報告」小出し
(略)
「前回の八月の協議から約一カ月半がたった。調査の結果をどの程度示してくれるのかということに期待している」(斎木昭隆・外務省アジア大洋州局審議官)と日本側は、ある程度北朝鮮の前向きな対応を期待していた。初日の協議時間のほとんどを拉致事件に割いたのもそうした考えからだった。
しかし、実際は、安否不明者十人のうち何人かについて具体的な調査報告があったものの、北朝鮮の宋日昊外務省副局長の報告からは「八人死亡、二人は入国せず」とするこれまでの情報を覆す話は出なかった。弾道ミサイル燃焼実験とみられる北朝鮮側の協議直前の動きについても、日本側の「重大な懸念」の表明にも取り合わない姿勢を示した。
国交正常化交渉の再開をにらむ日本政府は「実務者協議の枠組みを維持することで再調査も加速させることができるし、核やミサイル開発問題についても協議できる」(外務省幹部)との考えで、十月以降も協議を呼びかける方針だ。
(バカな!)
北朝鮮にとっても実務者協議開催は「拉致の再調査は継続中とのポーズをとることはできる」(日朝関係筋)うえ、対米関係が打開できない状況で日本との交渉を途切れさせるの好ましくないとの判断もあり、こうした呼びかけに応じることが予想される。
ただ、日本国内からは「北朝鮮は協議を長引かすために情報を小出しにしているだけ」(与党幹部)「今の体制が崩壊しない限り、拉致事件の真実は解明できない」(日朝関係筋)と協議継続に疑問を呈する見方が出ている。こうした状況が続けば、二十五万トン食糧支援のうち閣議了解をしていない十二・五万トンの実施見直しや経済制裁の発動だけでなく、実務者協議のあり方そのものが問われることになる。(北京 笠原健)
(産経新聞) - 9月26日2時44分更新
まどろっこしいなぁ。
不誠実には相応の対応でいいじゃん。
即、経済制裁。
(勝谷誠彦の××な日々)
■2004/09/26 (日) お人好し村岡を人身御供にする野中の闇力健在。
5時半起床。外道不良畜生愚連隊に物事をきちんとやらせるには二つのことが必要である。いつまでに義務を果たせという締め切りと果たせなかった場合の懲罰だ。拉致被害者の調査に関する北朝鮮の態度は宿題をしてこなかった不良学生や金を返せないパチンコ携帯中毒野郎と全く同じ。
調査に関しては政府筋が<薄い中身でがくぜんとした。安否にかかわる情報は全く出ていない>と慨嘆するような代物。
ミサイル発射については何も回答せずにばっくれてやがる。
さきほどの例にあてはめるならば2、3問の答えだけ落書きした部分を見せて「やっている」何百分の一かの金を見せて「今これしかない」というところだろう。
日本国は舐められているのでありその理由は冒頭に書いた基本中の基本をきちんと押さえていないからに相違ない。
明確に期限を切ってそれまでに回答がなければ経済制裁に踏み切るというあたえまえのことをしないからこうなるのである。
拉致被害者家族の方々が何万回も言い世論も全面的に後押ししているこれだけ分かりやすいことを小泉さんはなぜしないのか。家族の高齢化も進む中でかかる無為無策は不作為だけではなく日本国民に対する犯罪と知れ。
キチガイ国家の機嫌をとることと自国民の理解を得ることとの軽重をやがてあんたは思い知ることになるだろう。
そんな中で中部地方の高校生たちが拉致問題を扱って素晴らしい試みをしてくれていることを「東海の活仏」佐々木仏三さんの日記で知った。9月25日の日記。瀬戸市の聖霊高校で10月2日の文化祭にあるクラスがめぐみさんに関する横田由紀江さんの手記をもとにした「存在〜あなたのいる意味〜」という演劇を12時から上演するというのである。
その試みも尊いが私が感動したのはそのことを紹介した仏三さんの日記に対してクラスの一員である夏子さんという生徒が寄せた言葉でありそれに答える仏三さんの文章だ。
<カンパぐらいしか出来ぬ>と恥じる仏三さんに対してはるかに年下の少女は言う。<どうぞカンパだけしかできなかったなんておっしゃらないで下さい。そのカンパが集まって横田さん方の救う会の活動は成り立っているし、すばらしいことだと思います!>。
金豚よこの国の底力を見るがいい。
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