(NNA)2004年09月27日 台湾
武器購入反対デモ、中台緊張激化を懸念

立法院で今週から総額6,108億台湾元の武器購入特別予算の審議が行われるのを前に、統一派の民間団体「民主行動連盟」が呼びかけた武器購入反対デモが25日台北市で行われ、(反日新聞のw)26日付中国時報によると1万人以上が参加した。

(ってことは、2000人くらいかなw)

12月11日に投開票が行われる立法院選挙で独立志向の与党陣営が過半数を制した場合に予想される、中台間の緊張激化への懸念が先立って表明された形だ。

デモでは台湾海峡の平和を訴えるスローガン以外に、銃撃事件に関連して陳水扁総統を攻撃する標語も目立ち、立法院の選挙戦が本格的に始まったことをうかがわせた。

12月の立法院(国会議員)選挙は、与野党どちらの陣営が過半数の113議席以上を獲得するかが最大の焦点になっている。

現在は野党3党(国民党、親民党、新党)が多数だが、民進党と台湾団結連盟(台連)の与党陣営が初めて多数を制した場合、事実上の独立宣言の意味を持たせている新憲法の制定に向けた取り組みが始まるため、野党は台湾海峡情勢の先鋭化を深刻に懸念している。

■連主席、平和維持訴え

この日は、国民党の党大会である第16期中央委員会第4回全体委員会会議(4中全会)と重なった。連戦・同党主席はデモに賛意を表明し、武器購入予算を民生用に回すと主張した。

(日本での社共の主張どおりなのが、ご愛嬌というかお笑いですわw。共通点は「売国奴」)

陳政権は中国を挑発し台湾住民2,300万人の生命を危機にさらしていると批判した(「挑発」はどっちがですかネ!)上で、

「国民党の国家アイデンティティーの立場は、(外省人主体の)中華民国を守ることだ。中華民国は台湾(という土地)の民主、自由、平和、および発展の最大の保障(目的・本柱)であり、台湾(多数派の本省人)も中華民国の最大の支柱(ついでの目的・支え)だ。

(大陸主導の)両岸(中台)の対話によって、少なくとも30年の平和的枠組みを維持する」(そして大陸に併合されるw)

と強調した。

立法院選挙に向けて、中台の枠組みの現状維持による緊張緩和を、改めて有権者に訴えたものだ。

■游院長、「恐怖の均衡(相手様も共有してネ、と)」主張

一方、游錫コン行政院長(首相)は、武器購入反対デモを強く批判した。游行政院長は、「中国がミサイル100発を撃ち込むならば、台湾は少なくとも50発を撃って反撃しなければならない。台北と高雄が攻撃されるのであれば、上海を攻撃する」と述べ、米ソ冷戦時のような「恐怖の均衡」を保ってこそ台湾の安全を守れると強調した。

■国防部長辞任も

武器購入特別予算は、パトリオットミサイル388発、ディーゼル潜水艦8隻、P3C対潜哨戒機12機を米国から購入するためのものだが、野党3党がそろって反対しているため、立法院を通過するかどうかは微妙だ。

国防部(国防省)は、同特別予算は台湾海峡の軍事バランスを保つために必要としており、李傑国防部長(国防相)は、予算が成立しない場合は辞任する考えを表明している。

「中国の潜水艦は80隻以上なのに、台湾はたった4隻」と危機感を訴えている陳総統は、特別予算を通過させるために立法院に赴いて、史上初の「国情報告」を行う考えを示している。


もうこのニュースについては書いちゃったしな。其の通りですネ。游首相、旅游もってがむばってネ。

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