(NNA)2004年09月29日 中国
物流コストいまだ高く、GDPの21.4%に

物流業の発展が続く中国だが、昨年の物流コストが国内総生産(GDP)に占める割合は21.4%と、いまだ高い水準にあることが分かった。先進国の平均は10%前後であることと比較すると、中国の物流システムはまだ十分に効率化が進んでいない状況にあることがうかがえる。28日付経済参考報が伝えた。

中国の2003年の物流総コストは2兆4,974億元。このうち運輸コストが1兆4,028億元(全体の56.2%)、保管コストが7,376億元(同29.5%)、管理コストが3,570億元(同14.3%)を占めている。

国の経済発展レベルを計る重要な指標の一つと言われる、物流コストがGDPに占める割合は、91年の24%から03年には21.4%へ減少したものの、世界の先端レベルにははるか及ばず、中国の物流産業の効率の低さと、コストの高さが浮き彫りになった。

■処理能力、追いつかず

物流貨物の総額は、91〜02年の間に3兆元から23兆3,000億元と7.7倍に増え、物流需要は急速に高まっている。これに対し、物流分野の固定資産投資規模は小さく、需要の伸びに施設の整備が追いついていないのが現状だ。

91〜02年の物流分野の固定資産投資額は、325億8,000万元から11倍の3,568億3,000万元に急増。しかし、増加率は全固定資産投資の伸びを下回っている。

国土面積から算出した昨年の中国の運輸ネットワークの密度は、1万平方キロメートル当たり1,344.8キロメートル。米国の6,869.3キロメートル、インドの5,403.9キロメートルと比較すると、ネットワークの構築が遅れていることが分かる。

また物流施設の整備の遅れなどが影響し、国内の工業生産過程において、物流作業に割かれる時間は全プロセスの約90%に及んでおり、先進諸国の40%前後という数字と比べると、時間の浪費が深刻であることも明らかになっている。

(なにコレ!w そもそも個々人が時間厳守してないんじゃない?それなら身の回りでしょっちゅう経験済み。「支那時間」てな常識概念あるからネ)

専門家は、「物流組織の合理性に欠ける」と指摘。多くの生産企業が物流業務をアウトソーシングせず、自社で行っていることも、コスト高を招く原因だとしている。

(信用できないから、自前でやってんじゃん。だいたい、時間的なものだけでなく、他社に依頼したら製品かっぱらわれるんでないの?w)


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