(新・日本からの通信)
(略)

町村外相が述べたように、期限を切って、制裁発動に言及すべき時期に来ている。が、官邸、外務省の側には、何の見通しもなく、北朝鮮が少しましな再調査結果を提示してくればいいくらいの認識しかないように思える。せめて、横田めぐみさん、有本恵子さんくらい返してくれたら…なんて。

弱腰外交、国交正常化優先以前に、官邸、外務省は何も考えていないように思える。世論の反応、アメリカ大統領選挙の結果、6カ国協議の行方などで、今後も行き当たりばったりの対応になるのではないか。

外相に就任した町村氏は前任者3名よりましだと思うが、痴呆公務員たちを相手にどこまでやれるかわからない。あとは、森派の動向。旧橋本派が急速に対北朝鮮交渉で影響力を失った後、交渉の主導権が森派に移るとすれば、どのような方向に行くのか?

たんに北朝鮮利権が旧橋本派から森派にとって代わるだけか?

それとも、何か変化が生じるのか?正直いって、あまり期待できないな。

北朝鮮側の思惑を考えてみよう。横田めぐみさんら未帰還者10名+藤田進さんら日本側が安否情報を求めている数名に関して、北朝鮮には生存を伝える用意などない。また、6カ国協議は、アメリカ大統領選挙が終わるまで開催されない。もしケリーが勝利すれば、さらに時間稼ぎができる。政権交代に伴う引継ぎ期間に加え、ケリーの方がブッシュより扱いやすい。ケリーなら、米朝二国間協議に持ち込んで、譲歩を引き出せると北朝鮮は考えているのだろう。

いずれにせよ、日本側が期待するように、北朝鮮との「対話」など進展しないと考えてよい。

頭の中が整理できていないので、電柱組さんじゃないが、今日はこんなところでつ。



(あんた何様?日記)
(略)

斎木審議官が、近いうちにアメリカ公使に転出され、すなわち拉致問題から外されるという話は、ちらほらと聞いていたけど、やはり本当でしたか・・・。

川口ポン子と犬猿の仲の中山参与の辞任の次は、斎木審議官が外される。

拉致問題に対しての強硬派二人が相次いで同じ時期に離れるとなると、家族会がますます苦境に立たされるわけで、憶測で書くことはあまり好きではないので、あえて避けていましたが、これはひょっとするとひょっとするかもしれない・・・。

ただ、これからの北朝鮮外交はどう考えてもアメリカの動向がキーになっていく訳だから、そこに北朝鮮に詳しい公使が赴任するならば、むしろ喜ぶべき事と前向きに捉える事も出来るわけで、どちらであろうとも、

これまで以上に冷静になり物事の本質を注視していかなければ、それこそ、この動揺、不満、憤り、怒り、諦めなどネガティブになって後ろ向きな考え方になってしまっている拉致被害者家族やその支援者をほくそえんで見て、これ幸と世論分断など策略に利用するであろう北朝鮮に足元をすくわれかねません

「まだ綱は渡れる。」 「苦しい時こそニヤリと笑え。」です。

(略)



そうだね。

(クライン孝子の日記)
■2004/10/01 (金) 町村外相いい、ピシッとしているもの(2)

(略)

<北朝鮮に関連する情報なんですが、本日、横須賀沖の東京湾にアメリカ海軍のイージス巡洋艦、”レイク・エリー”が航行しているのが確認されたそうです。(フジテレビのニュースジャパンからの情報)

そのレイク・エリーなんですが世界で唯一、弾道ミサイルを撃墜
できる能力を持つミサイル、SM-3を搭載しているそうです。

その様な能力を持った巡洋艦を日本近海に配備しようとしている
のはアメリカが、北朝鮮の弾道ミサイルを監視するという体制から発射を警戒するという態度に変化しているのではないかということと、発射しても迎撃ができるということを誇示したいのではないかということです。

本日のアメリカ海軍の動きを見ると、これもアメリカの北朝鮮に対する揺さぶりの一つかなと思いますし、アメリカの様に強硬な揺さぶりを北朝鮮に掛けられない日本を見ると歯がゆくなります。

日本もアメリカの様に北朝鮮に対する様々なカードを用意できないものなのでしょうか >


今ない、ものねだりしてもナァ。

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