(NNA)2004年10月15日 中国
国有4行の競争力「最低」、人民銀調べ[金融]
中国人民銀行(中央銀行)営業管理部はこのほど、商業銀行(外資系含む)37行の北京における拠点を対象に、競争力をランク付けした「北京中外資商業銀行競争力比較調研報告」を作成した。同報告では外資系が高く評価される一方、4大国有商業銀行がそろってワースト4に(当然!)ランクイン。
金融市場の全面開放を前に競争力の無さを露呈した形で、資質が改めて問われる結果となっている。
(ケッ、何をいまさらw。寝言)
同報告は各銀行の北京における外部環境、経営状況、業務拡張能力、企画能力、組織管理能力の5項目を検証、数値を付けてランキングしたもの。トップはチャータード銀行北京分行の0.807ポイントで、次いでクレディ・リヨネ銀行北京分行、東亜銀行北京分行、東亜銀行北京分行などがランクイン。日系ではUFJ銀行北京分行が14位に、みずほコーポレート銀行北京分行が16位に、東京三菱銀行北京分行が17位にそれぞれランクインしている。
(つまりは、全部現地採用人種wだよん)
■競争力「最低」は農業銀
一方、中国資本では招商銀行北京分行の13位が最高位。次いで民生銀行北京管理部が20位にランクインしているが、ほかの主要銀行はすべてランキング後半の25〜37位に固まっており、なかでも4大国有商業銀行である中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行、農業銀行はそれぞれ34〜37位と最後尾にワースト4として並んでいる。
(親方5★べにはた面目躍如w)
北京での絶対的な業務量が少ない外資系が上位を占めるかたわら、市場シェアの約70%を占める4大国有商業銀行がワースト4として選出されたことの衝撃は大きく、工商銀など一部からは不満の声も出ている。
(だからぁ、この時点でもう「謙虚さ」「反省なし」の証明なわけよw)
報告が昨年末のデータを基に作成されていることから、先ごろ株式制への移行を終了し、取締役会の設立など上場に向けた再編を進めている建設銀と中国銀の関係者の間にはランキングの再検討を求める声もあるが、業界内には「再編はスタートしたばかりで、まだ何も変わっていない」との意見も強い。
(ったく、各個人の日常が変わらんと無理なんだってばw)
中央銀関係者は「いずれにせよ、取締役会の機能やリスク管理なども含め、どの項目でも国有4行が外資に大きく及ばないのは明白」としたうえで、◇新商品の開発など企画能力の不足◇銀行間の協力不足◇市場の細分化が不完全◇付加価値の高い中間業務の不足――などが、競争力不足の根底にあるとしている。
(つまりは、「民度」の問題、なのww)
■狙いは「現状の自覚と競争力促進」
中央銀関係者は同報告について「市場の現状を各銀行に自覚させ、競争力強化を促すためのもの」述べている。
中国では世界貿易機関(WTO)加盟に伴い、2006年までに金融市場を全面開放することが決まっている。
今回調査が行われた北京でも今年12月11日に外資系銀行に対し人民元取扱業務を開放することが決まっており、国有4行を始めとした中国資本の銀行が苦戦を強いられるのは必至で、今回の報告は危機感を持った中央銀が銀行側の一念発起を求めて市場に注入した「カンフル剤」ともいえそうだ。
(また「うわっつらとりつくろい」策でお茶濁す、か?w)
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