(産経新聞 2004/10/15)

NY原油、最高値更新54.60ドル 暖房油の供給不安膨らむ

14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、暖房油の在庫減少を受け、指標となる米国産標準油種(WTI)11月渡しが、通常取引で一時、前日終値比0.96ドル高の1バレル=54.60ドルまで上昇し、12日につけた取引開始以来の最高値を更新した。

14日発表された米エネルギー省の週間在庫統計で、原油の在庫は市場の予想を上回ったものの、暖房油は減少。米国の一部で需要期入りした暖房油供給に対する不安感が高まっている。

メキシコ湾岸にある石油精製施設の復旧の遅れやナイジェリア、イラク情勢などの供給不安要因は解消されておらず、55ドル突破の可能性が強まってきた。
(共同)

(10/15 00:30)

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