(続きの続き)「ユウコの憂国日記」から
2004年10月19日【3/4】
たかじん
「左寄りと言った方がかっこいいのよ」
荻原
「子供見てると、戦後まで歴史が行き着かない。受験があるから。ちゃんとやらないと、みんなこれ聞いてても、こんなことがあったの?と言ってる人、いると思う」
三宅
「ちゃんとした教科書でやるならいいが、誤ったこと書いてあるなら、知らない方がいいぐらいですよ」
橋下
「教育現場が変わらない限り、だめでは。未だに南京大虐殺とか、強制連行とかやってる」
たかじん
「(ざこばに)おったんや」(会場笑い)
ざこば
「俺は知らんことしゃべらへんが、西尾先生、虐殺あったとか、そないようさんなかったんやと、何でもっとはよ調べんかったん?言わんかったん?」
西尾
「多くの人が言い続けてきてますが、誰も表に、・・・本は昔から書かれてるが、誰も相手にしないから」
宮崎
「『諸君』や『正論』にしか書かれてなかった(笑)」
西尾
「『諸君』や『正論』には長いこと書かれてる」
金
「拉致事件を見てもわかる。ずっと前からやってたのに・・・」
ざこば
「『正論』は普通、なかなか読まんでっせ(笑)。女性週刊誌とか、新潮とか毎日とかしか読まんでしょ」(会場笑い)
西尾
「言論界はすでに保守が制覇しちゃってるんです。売れ行き数えると8対2で保守が多い。が、とりまいてる新聞・テレビがふわふわ、ふわふわ・・・」(会場笑い)
辛坊
「先生には一理あるんですが、今回の出演者はどっちか言うと、右か左かと言うと右がメインなので、虐殺あったと、日本を非難する側をゲストに招こうとしたが、そういう人は今論戦に参加しようとしないんです。もう1回またやりますので、そういう立場の方にぜひ出てきていただきたい。苦情は、匿名のFAXやメールは来るんですが、顔を出しての議論になかなかならないんです」
西尾
「つくる会の教科書、来年また採択にチャレンジします。南京は一切書かなかったが、文部省が書けと言ってきた。文部省の命令で書かされました。我々は抵抗して・・・(教科書を読み上げる)『12月南京を占領した(この時、日本軍によって民衆にも多数の死傷者が出た。南京事件)』とカッコつきにした」
辛坊
「でもこの教科書でも事実として書かれてますね」
宮崎
「そこは不本意ですか?」
西尾
「不本意です」
たかじん
「『大虐殺』と『多数の死傷者が出た』は違うでしょ」
(南京包囲により陥落がわかりきっているのに「都市開放」せずに、そして司令官が逃走してしまったこと・便衣兵=ゲリラなど無謀きわまることをしたことに「巻き添え」の責任はある)
荻原
「意図が違う」
橋本
「書き足さないと教科書出さないと言われたんですか?」
西尾
「検定です」
たかじん
「そんなん相手侵略<正確には「攻めて」>して死者出たら、全部虐殺と書いてくださいよ」
宮崎
「チェチェン大虐殺も」
井沢
「広島虐殺」
宮崎
「そう、長崎大虐殺と書いて書いて下さいよ」(と口々に)
橋下
「つくる会の教科書を見たが、僕らの感覚としては合うんですよ。神話の部分とか、近代史の部分とか、今までの教科書と全然違う。(しかし)東京都や一部ではやっと採択されたが、排除しようというのが強い。みんなに広がってない。そこはどういうふうに?」
西尾
「今度リライトして、他の教科書のように多少漫画も入れたり(笑)・・・」
三宅
「今の意見、いい意見です。珍しくいいことを言った(橋下に)」(会場笑い)
たかじん
「南京大虐殺とともに、リンクするように出てくるのは首相の靖国参拝」
辛坊
「ここで伺いますが、皆さんがもし日本の総理大臣なら靖国参拝しますか?しませんか?・・・ドン」
(CM)
「参拝しない」と回答したのは荻原だけ。理由は「中国を刺激しない方が良い」
荻原
「(自分だけが「しない」なので焦りながら)私はずっとこう思ってたが、こういう場面でいろんな話を聞くと、やっぱり中国に一発やってやらないといけないなと思いました(笑)」
三宅
「そうです!」(会場笑い)
(ま、典型的な「おばちゃん発想」だろなw)
辛坊
「この中で、靖国に参拝したことある人は?」
全員が手を挙げる。
たかじん
「(ざこばに)あんた行ったことあるの?」
ざこば
「俺、昔は週2回東京行っとったんや」
三宅
「(パネル=行かない理由があるか?)8/15はいっぺん行って懲りました。拡声器で阿鼻叫喚。人が多くて、騒ぎが大変。8/15はやめてますけどね」
宮崎
「(パネル=でも国有化が望ましい)アーリントン墓地、韓国にもそういう施設があって、日本の首相らが必ずお参りする、礼拝する。
そこに靖国橋という橋がある。別に国家神道と関係なく、中国の春秋という昔の・・・。「われをもって、くにをやすんず」という言葉からとった。中国由来。
中国でも革命戦士を祀ってる。北朝鮮にもあります。つまりどこでもあること。日本だけがなぜ責められる?中国人の留学生も、最後に問題とされたのがA級戦犯」
橋下
「西尾先生、51年か53年ぐらいの国会決議で、もう戦犯という扱いしないでおこうとなったのでは?」
西尾
「サンフランシスコ平和条約が発効して、日本人の世界に対する戦争責任はもうない、と。が、日本国民に対する罪はあるだろう、と。
が、歳月がたったということで、4000万人の署名が起こって、巣鴨に収監されていた戦犯の方々を釈放した。国民はもうその段階で、一切なし、と」
橋下
「A級戦犯で処刑された人も、公式的には公務死になっている。
戦犯の遺族の方に恩給出すのはまずいということで、全部合法化した。A級戦犯という呼び方は失礼にあたると思う」
辛坊
「・・・私、いやな役回りでこっちの意見を言うが、たとえばドイツの首相が、ヒットラーの墓にお参りしたら、世界が何と言うか。日本も、戦犯を祀ってるところに詣るのはどうかという意見もありますが」
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