(多分ラストw)「ユウコの憂国日記」
2004年10月19日【4/4】
西尾
「日本にはナチスはいなかった(会場笑い)。
日本はナチスと違う。ナチスは日本の軍事体制とは別個の体制で、あれはホロコーストという民族殺戮をした。これは戦争犯罪とは別。ドイツはホロコーストで謝罪、お金も払ったりしたが、当時の戦争行為、侵略行為については、謝罪も弁解もしてないし、講和条約も未だに結んでいない。
我々は条約を結んだが、ドイツは全然別の600万人ユダヤ人、50万人のロマ、200〜300万人のポーランド人、ロシア人、ウクライナ人の虐殺は1000万人を超える。これは虐殺のための虐殺。戦争行為とは無関係な犯罪。これは巨大規模でありすぎて、比較するのは間違い」
辛坊
「『だって、日本だって30万人殺したんだ』と言いたいが為に・・・」
西尾
「言いたいが為に、東京裁判をニューベルク裁判とあわせてやった」
宮崎
「アメリカでは、アイリス・チャンなどの本があって、南京はホロコーストというのが広がってる」
西尾
「20世紀の戦争をどう理解し、解釈して、どう戦わせるかというのが、21世紀の戦争になる。
我々は一歩も引けない。同時に、アメリカもナチスと日本は違うと理解しているからこそ、例のサンフランシスコの元兵士が訴訟を起こしたが、ナチスドイツのやったことにはアメリカは最後まで引かなかったが、ブッシュ政権は日本のことはサンフランシスコで全部終わりと、日本に訴追するのは間違いだと、ちゃんと区別した」
宮崎
「2002年にブッシュさんが訪日した時、彼は靖国に行きたいと言ったが、あと横田基地の第五空軍の将校が靖国を参拝してるが、こういう事実は伝えられない。
ブッシュさんの参拝を日本の外務省は断った」
西尾
「愚かも愚か、何て日本人だろうと(会場笑い)。
エリザベス女王が来た時も靖国に行きたいと言ったが(会場「え〜」と驚き)、どちらも断った。
じゃあブッシュさんは明治神宮へ、と。
が、これも小泉さんが行かないで、流鏑馬(やぶさめ)をいっしょに見て帰った。腰が座ってない。何でブッシュ、エリザベスが来たのに・・・」
宮崎
「来た時点で靖国問題、終わってますよ」
辛坊
「日本の皇室も、東条英機の戦犯合祀以来、参拝してないが、これは?」
西尾
「遺憾ですね。遺憾の極み」
三宅
「政府がしないと天皇が勝手に行けないから」
橋下
「(パネル=戦死した兵士のおかげで今の自分がある)義務教育の間に、靖国参拝させるべき。
ネット自殺とかあったが、僕は戦争反対だが、やむなく戦争になって、兵士が戦死する。
自分のためじゃなく他人のために命落とした。これほど尊いことはない。手を合わせたり、ありがとうございますという心がなければ、命を大事にしようという気持ちにならない。
あんな自殺なんて・・・自殺する権利は僕は認めてもいいと思うけど・・・」
三宅
「いけません!・・・前半で止めときゃいいのに」(会場爆笑)
たかじん
「あなたね、いつも一言多い(橋下に)」(会場笑い)
橋下
「どうせ自殺するなら、腎臓や肝臓や目を置いてって・・・」
荻原
「でも8/15に行くのは・・・」
(所詮「おばちゃん発想」ww)
宮崎
「春か秋の例大祭に行くべき」
辛坊
「さっきの話ですが、アメリカやサッチャーの前に皇室が行くのが筋ではないか」
西尾
「ブッシュとサッチャーが行けば、第二次大戦は恩讐の彼方になるわけです。
ついでに胡錦涛にも詣ってもらうと。
これが外交の本筋。一言最後に・・・。
日本が軍備を充実させ、きちんとした戦いのできる体制を作るのは、戦争をするためじゃなく、戦争を避けるためなんです。
どんな屈辱にも侮辱にも日本人が耐えなければいけないという、何でも平和が大事、平和以外は(平和のためには、あるいは戦争以外は、の言い間違い?)何でもありが許される、そういう平和は最後に必ず戦争になる。我慢できなくなる、最後には。
だから何でもありが許される平和というのは、平和に反するということを意味しておくことが、北朝鮮なんて全然怖くありませんよということで、初めて国家が成り立つ。
この国はこれから変わります。それから、私より左は思想じゃなくなります。私がちょうど真ん中になります」(会場大うけ)
西尾氏、退場。
辛坊
「私の立場から言いますと、ある種のバランスというと怒られるけど、・・・どうなんだろうなあ(笑)」
たかじん
「この番組は物を投げるだけでいいと思うんだけど」
辛坊
「波紋が広がり、また何かが生まれる、と」
たかじん
「1回で終わる番組ちゃうから。1個投げて10個返ってきたら・・・」
辛坊
「この番組はどんな方にも門戸を開きます(笑)」
たかじん
「もう1回言うけど(先週も言った)、太田・大阪府知事、ぜひお待ちしています!」
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