(西尾幹二のインターネット日録)
2004年10月23日日記風の「日録」 ( 平成16年9月 )(七)(前の月の生活に即した所感です)
(略)
≪≪≪海外逃避の兆候出た韓国≫≫≫
盧武鉉が大統領になってから韓国の親米派、自由主義者、富裕層は不快な攻撃にさらされ、北朝鮮が中国化されることを思うと不安で夜も眠れない、と書いている韓国人の文章を私は最近読んでいる。
韓国から海外への不法送金は前年の十倍に達し、ロサンゼルスの不動産が高騰している。
『中央日報』9月7日付によると、南米型の資本流出、富をそっくり持っての海外移住が始まっているらしい。
つまり、朝鮮半島でいま起こっていることは東欧の状況に似ていない。
1975年のサイゴン陥落後のベトナムに似ている。南ベトナムの人々がボートピープルになって脱出したあの悲劇がまた起こるか否かは、米中両国の意志ひとつにかかっているが、日本の政治意志も全く無関係ではないのである。日本の目の前に迫っている日本の危機である。米政府が求めているのは自助努力である。
6カ国協議という外交交渉の限界は見えてきた。中国の対日敵意もはっきりしてきた。日本政府は「北朝鮮人権法」に示された米国の法の精神を他人事のように扱っているわけにはもはやいかないはずである。
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