(勝谷誠彦の××な日々)

■2004/10/26 (火) 特殊法人の糞保養施設接収し被災者宿舎にあてよ。

6時起床。大阪。昨日来これまでにないほどの量のメールいただく。そのすべてが新潟の地震の被災者やそれ以前の風水害に痛めつけられた人々への想いといたわりに満ちたもので同時に私が指摘したメディアの無神経さに言及したものも多い。

NHKの海老ジョンイルの方だけを向いた「上を向いて流そう」(嘲)精神については補足する凄まじい話をいくつか。

新潟の地震発生を聞いた瞬間「あ、これで話題を新潟に持っていかれるな」とほざいたという水害被災地の支局長おまえのことだよ。

『明日を読む』とかいうコラムの中で延々と政府や自治体の対応の悪さを指摘し続けた天に唾する解説委員とやらあんたのことさ。

一方で新潟の民放についてもさまざまな声が。地元の方々から寄せられた話には迫力があった。

他局すべてが報道番組に切り替わっている中で延々とドラえもんとドラマを流した局がある一方で記念すべき局舎の落成イベントの中継の最中だったにもかかわらずすばやく報道に移行し記者たちを命懸けで現場に飛び込ませていった局もあったという。

すべてその結果は地元の方々が今後それぞれの局を見る目に反映されるだろう。

かかるメールを寄せて下さる方々の志に頭が下がると同時に一方の卑人どもの跳梁を見ているとやはりこの国には二種類の日本人がいるのかと思わざるをえない

この寒空の下で給水車の前に幼子を抱えて並んでいる被災者たちがいるその時にわずか数百キロしか離れていない場所で1200本のビールを20分とやらでぶっかけあう無思慮集団。(★1)

西武鉄道は上場廃止に追い込まれるらすぃが。末期症状のひとつか

いや脳味噌筋肉連中(所詮職業野球選手w)に悪意があるとは思えぬ。こういう時に乾杯ですませるというわずかな配慮を指示できない国賊企業は、まああの売国奴が首領様(堤w)なのだから当然か。

いろいろ言われてはいるものの阪神大震災の時に私たちの目には少なくともダイエーの命懸けの必死さが見えた。被災者たちと生死を共にしようとする覚悟を感じた。

西武は今日から優勝セールをするそうだ。西で東で無数に同胞が呆然と立ち竦んでいるこの時に商売に奔走する銭ゲバと行列してまでそこに群がる卑しい人種を今夜のテレビはたっぷりと流すだろう。よく顔を見ておくことにしよう。

こちらも笑止。(★2)<彩の国まごころ国体>のまごころとは被災地に寄せ書きを送る程度のことか。

選手団引き上げてボランティアに向かわせる県があれば私は拍手しよう。




(★1) 2004年10月26日(火) AM 5:00更新
ビール1200本が20分で泡に

祝勝会は福岡ドームに隣接するホテルで行われ、恒例のビールかけでは用意された1200本が約20分でアッという間に泡と消えた。伊東監督の「きょうはとことんやりましょう」のあいさつと、選手会長の和田の音頭でスタート。アフロヘアーのかつらをかぶった和田、サメのかぶりもの姿の松坂らが、喜びを爆発させた。(サンスポ)

12日から3日間「ご声援感謝セール」

西武の優勝を記念して全国各地のそごう、西武百貨店、パルコで「ご声援感謝セール」が行われる。西武鉄道各駅の売店でも一部商品を割引販売するほか、同沿線のレジャー施設(西武園ゆうえんち、西武園ゴルフ場、豊島園など)では謝恩サービスを用意。いずれも期間は12日から3日間。また、各西武グループ施設で多数のサービスが行われる。(同上)


(★2)
(彩の国まごころ国体2004第59回国民体育大会夏・秋季大会開催中)

新潟県選手団へメッセージを

10月25日(月)、新潟県中越地震により甚大な被害を受けた新潟県から参加している選手団に対するメッセージカードや新潟県旗への寄せ書きを行うコーナーを開設しました。

場所は、熊谷スポーツ文化公園の「都道府県応援団控所テント」。初日に300人以上のメッセージが旗に書き込まれまし た。

設置期間は26日〜27日は10:00〜16:00、28日は10:00〜11:00まで。28日に新潟県選手団に贈呈し ます。

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