反論具体例

2004年11月14日

■2004/11/14 (日) やられっぱなしの日本人へ

日本の学校教育ではデイベートが軽視されている。そこで、外国へ出かけても、つい口達者な中国や韓国学生にしてやられてしまう。

でもそうでない日本人も近ごろ、登場しはじめました。以下のメールの送り主はイスラエルでも留学されていました。

そこで

< 私のアメリカでの経験についてお話したいと思います。
私はこれまで、韓国人のルームメイトと暮らしたこともありますし、ビルマでおばあちゃんの家を日本軍に空爆されたアメリカ人の男と暮らしたこともあります。 

また、国際政治のクラスでは、約二十人のアメリカ人学生に囲まれて、真珠湾攻撃について「吊るし上げ」にあったこともあります。 

韓国人と同室になったときですが、私は部屋に日の丸を掲げていました(いい根性してるねぇw)。もちろん相手は驚きますが、そこで私は言いました。

「私は日本を心から愛する愛国者ですが、韓国には恨みも何も
ありません。したがって、この隣に韓国の国旗を掲げてはいかがでしょう?」そう言うと、相手は納得してその後問題は一つも起こりませんでした。 

手前味噌ですが、相手の機先を制するというのは交渉ごとの基本だと思います。
 
二十人のアメリカ人に囲まれたときは、確かに怖かったです。相手も少しいきり立って、「お前はパールハーバーのビデオ(w)を見たことがあるのか?何の罪もないボール遊びをしている三歳の子供がお前らのだまし討ちで殺されたんだ...」と突っかかってきます。

基本的にアメ公って歴史っていうか実証主義なんてなこと、まともに勉強してないようだナw
だから、一応相手の土俵【下らんパールハーバー映画を材料にw】に乗った上で、現在の形式論理でいかないとまずいってことネ

 
このメルマガの読者には留学希望者、あるいは留学中の方も少なからず含まれていると思いますが、英語の表現で二つ覚えていただきたいものがあります。 

It’swarそして I’m NOT sorryです。
 
戦争で人が死ぬのは当然です。これは平時の殺人とは全く違います。
 
私は最初に”It’s warと応じて、ロシアの南進政策から日本の畏友、アウン.サン将軍、東亜の独立から日本のユダヤ人政策まで話し、そして最後にハル・ノートによっていかに日本が追い詰められたかを説き、最後に「殺された子供はかわいそうだが、あれは軍事基地に対する正当な軍事行動だ。よって、I’m NOTSorry」と言い切りました

私もそういう意味での日本人の悲哀を経験していますが、あえて言います。 

もし反論できないのなら、それは反論できない日本人が悪いのですよ、と。
 
どこの国の人間でも国益のために主張するのが当然のこと。日本を一歩出れば沈黙は「罪」であることを知るべきです。
 
そのためには理論武装が重要です。

ってよりも、相手の土俵での形式論理での論駁法だよなw。これは「事例集めて逐次反証例を覚える」てなことが有効てなだけだな) 

最低限、マッカーサーの「あれは日本にとって自衛戦争だった」
という議会での証言は知っておくべきです。そして、

個人的にどんなに殺された子供が気の毒であっても、I’m not sorryと言わねばならないのです。

形式論理での論旨一貫性ってヤツねw
 
もし韓国人に植民地支配について問い詰められたら、「ではその前の李王朝はどうだったのか」(とんでもなく腐敗しており、日本が行かねばそれよりはるかにひどいロシアの圧制に苦しんだことでしょう)

中国人に侵略で責められたら、毛沢東の文化大革命、トウ小平の天安門事件を引き合いに出し、歴代の中国の政権(王朝)がいかに人命を軽視しているかを説けばいいのです。
 
道のりは長いですが、あえて日本人に強くなること、そしていい意味で「面の皮が厚くなること」を期待したいと思います >



...だ、そうですよw

つまりは、相手のレベルにあわせて「強烈に対応」しましょ、ってなことネ。

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