「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)11月16日(火曜日)
         
謝罪しない中国、王毅大使を国外退去にしたら?

小泉首相はAPECで日本側から譲歩してまで胡錦濤に会う必要はない

小泉首相は依然として「遺憾である」と口を濁しているに過ぎない。チリのAPEC場外でなんとか胡錦濤に会うつもりだからだ。

閣内で唯一、中川昭一・経済産業相が14日のテレビ番組に出演し、「日本領海侵犯と東シナ海のエネルギー開発問題は関連づけざるを得ない」とし、「(中国が)エネルギーでメリットがあるから自分のものだと思っているとすれば日本や米国を無視した行動と言わざるを得ない」と非難した。

漢級原潜の領海侵犯が明らかになったのに駐日大使は「日中簡易は波風もある」と和歌山で講演しながら、謝罪しなかった。

高野山の二階衆議院議員の研修会の場である。
二階議員といえば、訪中して江沢民に会ったとき「和歌山に(江沢民の)銅像を造りたい」と言った、親中派、というより愛中派だ

 
ともかく領海侵犯で謝罪しないというのは外交儀礼を欠く行為である。

日本は国際常識に従って、国益を損ねる外交にさらされ、不利となれば、外交官も追放できる権利を有する。

日本は中国大使・王毅を”ペルソン・ノングラータ”として国外退去を命じることが可能なのだ。

またAPECで胡錦濤とトップ階段に臨む必要もないだろう。日中首脳会談は先方が謝罪するまで開催の必要がないのが外交の常識である。

だが中国にへりくだる外務省のチャイナスクールやら迎合世論にぶら下がる一部のマスコミ人らが、北京の思惑を汲んで、「靖国」やら「歴史教科書」やら、すり替えの議論を喧しくあげている。

「内部の敵」に気を付けよう。




衆議院議員
氏  名: 二階 俊博
生年月日: 昭和14年2月17日
選 挙 区: 和歌山県第3区 当選:7回

<略歴・現職>
昭和36年 中央大学法学部卒業
元建設大臣 遠藤三郎代議士秘書(静岡県)
昭和50年 和歌山県議会議員初当選(連続2期)
昭和58年 衆議院選挙に初当選(旧和歌山2区)
平成 2年 運輸政務次官<海部内閣>
平成 4年 社団法人 全国旅行業協会会長
平成 5年 運輸政務次官<細川内閣>
平成 9年 衆議院建設常任委員長
平成11年 運輸大臣・北海道開発庁長官<小渕・森内閣>
平成12年 和歌山民間救援隊会長
平成14年 和歌山県土地改良事業団体連合会会長
平成15年 自由民主党 政策グループ「新しい波」会長
自由民主党観光対策特別委員長
自由民主党道路調査会「高速道路のあり方に関する検討委員会」委員長
平成16年 社団法人 日本モノレール協会会長
自由民主党フリーゲージトレイン導入促進議員連盟会長
自由民主党総務局長


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