知と情のバランス

2004年11月21日
(log everything’s gonna change my world)

(略)

拉致された人たち全員が生きているという可能性はまずないだろう。その事については、御家族自身が一番よく分かっているはずだ。だからこそ「針のむしろ」に座らされているような、今の状態から一秒でも早く楽になりたい。その一心で闘っていらっしゃるのである。

どうも世間には、「拉致家族は駄々をこねている」「死んだという事を認めたがっていない」などと思っている人間が未だにいるようだが、それは全くの見当違いだ。

★協議のたびに「物証」を小出しにし、その殆どが出鱈目という北朝鮮の態度に対して家族が納得出来るはずがあるだろうか。

いつまでたっても確たる証拠を出して来ない。だからこそ彼らは「生きている」という事を前提に活動しているのだ


それを「駄々をこねている」などと表現する人たちの気が知れない。

安倍晋三氏が「サンデープロジェクト」でも言っていたように、★もし拉致された人が本当に死んでいたり殺されていた場合には、その責任者は然るべき処罰を受けなければならないし、我が国は最高責任者である金正日に対し、損害賠償を求めなければならない。

原敕晁さんを拉致した工作員・辛光洙が彼の国で「英雄扱い」されているような状態が許されて良いわけがない。

拉致問題は国家ぐるみの犯罪であり、交渉して解決するような種類の話では断じてない
のである。

外務省は正式には発表していないが、実務者協議の席で北朝鮮側は「我々には拉致を認めないという選択肢もあった」などと言い放つ場面もあったそうだ。

コイツらは自分達が何をやったのか、何をしているのか全く分かっていない。

そして、その事を思い知らせてやる事の出来た為政者も、これまで日本には(小泉首相以外は)1人としていなかったのだ。

(略)


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