(多事X論)
■平成16年11月21日 拉致問題 〜経済制裁批判論を排す〜
(略)
★今経済制裁発動を最も声高に主張しているのは、他でもない最愛の家族と20数年も生き別れになっている家族会であり、その家族を支えているのが救う会である。
御存知の方も多いと思うが、救う会は単なる素人のボランティア団体ではなくて、南北朝鮮の政治、経済、社会、文化、在日韓国・朝鮮人問題など各方面にわたる研究を進めるために設立された【現代コリア研究所】が母体になっている。
つまり、救う会は我が国有数の朝鮮半島情勢に精通したエキスパート集団であって、その学識はそこらの大学教授や、ごく平凡なコメンテーター、ましてネットのサラリーマンやOL・主婦などが逆立ちしたってかなう訳がない。
当サイトではこのような論点については過去にも何度か指摘したが、当時ある論客から以下の指摘されたのでその一部を引用する。
「岡崎久彦先生が言われるように「地域研究者」はやはり「その地域のあらゆる分野を総合した専門家」なのであって、政治学一般の「政治学教授」とかがいくら引っ繰り返ってもそもそも太刀打ちできないと思う。
まして、彼らはその「地域研究者としての学識に拉致問題という実際の応用問題に自ら当たって実際に援護してる」のだから、その各具体的問題に対する彼らの出した処方には、相応の重みをまず感じて対応する必要があると思う。」
全くそのとおりだろう。極論を言えば、今の我が国に救う会以上に北の本質なり拉致問題に精通した人物なり諸団体など存在しないといっても過言ではなく、TV・新聞、ネットなどでしたり顔で経済制裁に難癖をつけている論者など、救う会よりはるかにレベルの低いアマチャア(甘茶w)でしかない。
我々一国民に拉致問題に対する具体的な戦略なり戦術など考える術はないし、別に考える必要もないだろう。
「餅は餅屋」ではないが、この問題に最も精通し、最も真剣に行動している方々の意見に耳を傾け、その方々と心を一つにする事が最も大切な心構えだと思う。
(続く)
本日の一言:自分が知らない世界の事は、謙虚に現場の方の意見に耳を傾けるべきだ。
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