2004年11月22日 熱烈歓迎、中国の原子力潜水艦

(略)

○ 対中国としてはどうだろう

日本において、現時点での最悪の結論というのは米国が日本との関係を相対的に軽視して米中同盟みたいなものを組もうと言う試みを始めたときがもっとも得点が低いと思っている。

不倫豚的民主党路線だよな

まあブッシュが勝って良かったんじゃねえの。しらねえけど。ただ、ブッシュ小泉ラインはChemistryな関係なので、どうなるかは分からん。

米中日の利害は、当面は経済と、北朝鮮対応で一致している。

ただ、江沢民政権以降の対日「歴史認識カード」のあり方はかなり変わってきたようにも思う。昔であれば、歴史認識を追及することでほかの譲歩を獲得すると言うスタンスだった。

基本的に日本側が「不勉強」だったから

ただ、最近は歴史認識問題を利用して新幹線の受注で譲歩を迫るとか、安保理の椅子において駆け引きをされていたのが、主客逆転して、日本の歴史認識問題を継続させるために安保理や経済、新幹線などのカードを切っている具合である。

つまり、日本側ではある程度整理ついたので「歴史問題」で動揺して贖罪感覚に浸ると言う感じをあまり持たなくなった。だからコレ持ち出してる意味は、支那国内に自分は強い交渉してるというポーズを示す印象操作の手段でしかなくなっている

武大偉次官だかが「靖国問題が解決すればほかの中日間の問題は全面的に解決される」という談話を新幹線発注においてしてみたり、安保理で従来は絶対に使われてこなかった歴史認識が出てきて「国際的な役割を果たす国は歴史問題についてはっきりした認識を持たなければならない」とか言う。

論理的には、従来中国政府が日本の常任理事国入りに消極的な態度を続けてきたことから、その条件設定に歴史問題を絡めてきていると言うことは、常任理事国入り<歴史問題という図式が垣間見える。

外交得点=ODA獲得理由付けには無効だとわかったから、より国内問題優先

なんか中国らしくなくずいぶん譲歩してきたなあと言う印象。

貧乏人は強いけど、これだけ甘い汁吸い続けてきたらもう元の生活には戻れないでしょw

★笑えることに、結果論で言うなら小泉首相が無駄に強情であるために中国的な揺さぶりが見事に無効化されているというのは特筆すべきとこかなあ。

唯一支持できることは靖国参拝【継続】、てな意見は大正解っ!

中国はその国際的な影響力の大半を経済成長に依拠しているが、その経済成長は日本を始めとする外資の流入によって成立しているということは論を待たない。

生産性が高いとかそういう功績なんて一切なしw
安い労働力と撒き散らされた「夢」≒迷妄に基づく、世界標準じゃたいしたことない金額の投資w
ただ、もとが極貧だから豊かになったように見えるダケ


それが止まると中国は困るのだが、中日間の★経済交流の増大が中日間の政治的緊張で止まってしまうのは相対的に中国のほうがリスクが大きい。暴動起きるし。あとついでに資源問題とかいうのもある

まあ中日間は問題山積で楽しいね。

それもあって、ちょっとづつ中国は日本国民の感情について配慮し始め、外交的な抗日姿勢を徐々に改めつつあるような気がする。

★一番大きかったのは江沢民がやってきていきなり歴史問題を語っていっせいに日本国民が反発したことにあるが、やはり今回の原潜問題はそのきっかけが防衛庁のパフォーマンスであったとしても大いに騒ぐべきだろうと思う。

それと、中国は強い言論統制を敷いているが、逆に言えば中国国民に伝えたいことはそのまま中国内部で起きている議論の結論に近いと言う意味で公開情報は非常に分析に役立つ。

今回、原潜問題は騒ぎすぎと(中国共産党の)青年部が声明を出したが、これは要するに「中国国民に問題の所在を知られたくない」「問題を矮小化しておきたい」という意志の表れであるので、小泉首相は存分に騒いでよし。

桜井よしこもヅラ被りなおして煽っていただきたい。そのぶん、ほかの予算が減額にならざるを得ないが、まあ仕方ないんじゃない。

(略)



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