「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)11月27日

 北京の「反日記念館」をまたもや改竄・大改修工事へ
  中国共産党の反日キャンペーン、いよいよ断末魔の叫び

墓穴堀まくりってとこネw いいじゃん

中国の反日歴史改竄の典型展示館=「中国人民抗日戦争記念館」(北京・盧溝橋)が、2005年の「抗日戦争勝利60周年」に向け、展示内容を大幅に改竄し直す

プッw 1945/08/15とるか09/02とるかがまた見物かもネw

先日もAPECで胡錦濤は小泉首相と会談したおり「日中関係は重要」と発言したばかりなのにね。

同記念館は、04年12月中旬に一旦、閉館し、大々的な改装工事に入る。

しかも6億5000万円を投じて、これでもか、これでもかの反日展示内容を、より劣悪過激なる歴史改竄の反日記念館に作り替え、2005年7月に再開させる。

ま、おのれの似姿なんでしょw
 
とくに改竄作業の主目的には「抗日戦争の偉大な過程を全面的に反映させ、日本軍国主義による人民惨殺、植民地統治などの犯罪を徹底的にあばく」ことに置かれており、展示内容の一層の拡充が図られる予定だ。

またどっから引っ張ってくるかが、たのすみぃw

また、今後も長期にわたって愛国主義教育基地として活用していく方針」(「読売新聞」、11月22日付け)だそうな。
 
以下に閉館直前の同館のルポを掲げる(一部は『新潮45』に書いた拙文と重複箇所がある)。

■この記念館は、北京の町はずれ、廬講橋の貧困街の真ん中にある。

また、えらくビンボくせぇとこに作ったナw こんなとこにゃ、いくら物好きな日本人でもこねぇだろってかぁw

近くには「彫刻の森美術館」ならぬ「反日彫刻公園」が、江沢民の肝いりでつくられた。

古森義久氏の記事とソレまとめた単行本で、いまや超有名な場所と展示でしょネw
 
「抗日人民記念館」は、入場料を20元も取られるうえ、入り口で荷物を預けなければならない。

場内で写真撮影をさせないのは、でまかせ展示の嘘がばれないため?

正面玄関は軍人達の大きな銅像レリーフ。

匪賊山賊の類いたる「私的団体の共産党員」なんて、私軍で正式な軍人扱いされてないじゃんw

すぐ左から第一展示室だが、その前壁に「中国軍歌」の音符が、これまた壁面いっぱいを飾る。「義勇軍行進曲」だ。

入室して最初からおったまげる。

かの偽書「田中上奏文」が写真入りで出てくる。

プッw しょっぱなから正体バラしてどうすんの?w

これが日本の中国侵略謀略の証拠というわけで、冒頭からこういう偽書に基つく史観が展開されているわけだから、先が思いやられる。

ユダヤ虐殺を正当化した「シオンの議定書」の発想に似ている。国際謀略ではないか。

第二展示室は「東北抗日軍」。

要するに土匪、ゲリラ、強盗団のたぐいが「抗日」でひとくくりに「正義の軍隊」と総括され、やがて共産党の「ただしい指導」で日本に勝てた!となる。

歴史歪曲、改竄もこうなると酷いはなしですねぇ。

第三展示室は「西安事件」。

毛沢東が(スターリンの命令でw嫌々ながら)「平和的解決を果たすため周恩来を西安に派遣した」と解説。

それから「国民革命軍」と「八路軍」の結成、山西省の平型関で115師団が日本を待ち伏せして勝った、とある。

これって、輜重=補給部隊でそw

第四展示室では共産ゲリラが日本軍の精鋭1万を、これまただまし討ち、狭谷に誘い込み、伏兵で勝った「台児庄戦役」(1938年)が「大勝利」だった、と謳われている。
 
なにしろ当時(1937年以降終戦まで、ずぅ〜っとw)の日本軍は国民党と(いちおーw)闘っていたけれども、正規の戦闘はまるでなく、蒋介石は南京から重慶まで逃げて、逃げて、逃げまくって米国の支援をまった。

山賊ゲリラは、峡谷へ日本軍をおびき寄せてのだまし討ちだけが得意。

それでも三つのゲリラ戦争勝利戦闘員不在の補給専門部隊相手にネ、プッw)を、さも共産党vs日本軍の戦争であったかのように見せる作為は、相当に悪質である。

一方、学徒出陣で東条英機が演説している写真があり「欺瞞的演説」をしたとある。

内容は、わかってんのぉ?w

当時の軍票の見本が飾られ、「延安会議」、張自忠将軍が使用したなどが展示される。

プッw 「皿」が何の脈絡いわく因縁あるのやら。「血」の洒落?w そのおさらの上にほうに点とか打ってなかったよね?

39年、八路軍129師団が日本軍をまたもや待ち伏せし、殲滅。
勝った八路軍が突入の図。

 ▲親日政権はすべて「偽」を冠しての展示だ

日本が各地につくった親日派政権は、ことごとく「偽」の名前を冠して、一覧されている。

(1)満州国
(2)キ東防共自治政府(通州・段汝耕)
(3)中華民国(王克敏)
(4)同維新政府
(5)察南自治政府
(6)蒙彊連合自治政府
(7)普北自治政府
(8)蒙古連盟政府
(9)中華民国(南京・王兆銘)

となり、これらの自治政府が発行した貨幣も展示されているが「偽政府発行」と解説がある。(「キ」は上が「北」、下は「異」で河北省の意味)。


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