(朝雲新聞 2003年9月4日付)      

中国河北省の遺棄化学兵器
陸自8人を派遣
発掘・識別作業など指導

旧日本軍遺棄化学兵器の発掘・回収事業で、中国河北省石家庄市に派遣される陸上自衛官が9月2日、防衛庁で赤城副長官に出発のあいさつを行った。副長官は「危険が伴う作業だが気をつけてがんばってください」と激励した。

同事業は化学兵器禁止条約に基づき、日中両国が平成12(2000)年から実施しているもので、日本側からは内閣府を主管に外務省、防衛庁、日本国際問題研究所軍縮不拡散促進センター、民間専門家ら40人前後が毎回派遣されている。

今回、防衛庁から派遣されるのは内閣府遺棄化学兵器処理担当室に出向中の金子寿弥、秋山将之両3佐と、福島恵3佐(4化防隊)、岩上信男(10特連)、中村和弘(北処)両1尉、名取賢児(1化防隊)、内田輝彦(101不発弾処理隊)両1曹、雜賀誠2曹(3師団付隊)の計8人。

一行は9月3日に成田を出発、同6日から19日まで河北省石家庄市で行われる遺棄化学兵器の発掘・回収作業に加わり、同16日に帰国の予定。

中国側の情報によると、同所にはホスゲン剤が充填されているとみられる砲弾52発が埋まっているとされ、これらを発掘し、外観鑑定、X線鑑定の後、簡易梱包して保管する。

同作業には中国側から約100人、日本側から約45人が従事。

派遣隊員は作業が安全、効率的に運ぶよう砲弾の識別、汚染の有無の確認、作業員の安全管理などの指導を行う。

★防衛庁はこれまで、平成12(2000)年9月に黒龍江省北安市に自衛官10人、同14(2002)年9月に同省孫呉県に同8人を派遣、発掘・回収作業を指導している

★中国には旧日本軍が遺棄したと見られる化学砲弾などが約70万発あるとされ、2007(平成19)年までに処理を完了することになっている



自分らで始末できんで、他人に手伝ってもらって。

1回40とか50とか回収して、あと3年で700,000どうやって始末することやら。

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