(多事X論)
■平成16年11月27日 紀宮殿下御婚約〜皇室は日本人拉致に無関心なのか〜
(略)
さて、紀宮殿下の御婚約については大変喜ばしいものの、宮内庁の新潟中越地震考慮され正式発表を延期するとの見解には正直違和感を覚えた。
別に被災者に配慮される事それ自体は結構だけれども、今我が国には地震より遥かに重大な問題があるではないか。
それはいうまでもなく拉致問題である。
地震は自然災害であり、被災者の方々もある意味「運がなかった」としか言いようがないし、それでも国を挙げての支援体制は整っている。
(はっきり言って、今回12月1日のマンゲ号入港許可で震災災害支援する気が失せたナァw)
一方、拉致問題はその対極にあり、国は全く関心を持たず、被害者家族がそれこそ命がけで必死に闘っているではないか。
どうしてこんなにも国は拉致被害者に冷たいのだろう...。
別に、拉致問題が一区切りするまで御成婚を控えるべきとまでは言わないが、仮に皇室がこの問題に言及して頂けるならば、少なくとも拉致被害者の見殺しにしてまで日朝国交正常化を企てている連中の暴走は止めることが出来るはずだ。
皇室が拉致問題に言及されたのは、2年前の皇后陛下のお言葉
『なぜ自分たちが、自分たち共同社会の出来事として、この人々の不在をもっと強く意識し続けられなかったのだろうか』があるが、私の知る限り後にも先にもこれだけだ。
西村眞吾先生が指摘されているが、家族会のある方は皇室に対しこのような気持ちを抱いていたそうだ。
「10年以上も日本政府にお願いしていますが、自分の娘が拉致されているので、どうにかしてほしいと言ってもすべて門前払いの扱いで、この時に私は何をしようと思ったのか。天皇陛下に直訴するしかない、このように思い定めて天皇陛下への直訴を考えました。」
私は皇室に敬愛の念を抱いているし、我が国は「天皇を中心とした神々の国」であると思っている。
だからこそ、皇室がこの拉致問題について国民に向けてお言葉を発せられれば、まさに我が国の国柄が完璧に表現できるのである。
しかしながら、その兆候は今のところ全くない。
仮に皇后陛下が新潟の被災地に訪問されたように、家族会を訪問され横田早紀江さんとほんの一言、二言でも会話を交わして頂ければ、この拉致問題は劇的な変化を生むと思うのだが...。
(園遊会でもなんでも、横田夫妻だけでも招けばいいじゃんw)
本日の一言:皇室が日本人拉致に関心を示して頂ければ、拉致問題は劇的な変化を迎えるだろう。
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