「いろんな」宗教基礎、とかちょいとやればいいと思うけど...w
2004年11月28日(log everything’s gonna change my world )
(略)
今朝の読売テレビ「ウェークアップ」に民主党の前原誠司氏が出演し、とんでもない事を言っていた。
曰く、「私は首相の靖国神社参拝は反対。昭和天皇が靖国に参拝出来なくなったのはA級戦犯が合祀されてから。少なくともA級戦犯は分祀すべきで、戦没者の慰霊碑は無宗教の代替施設を作れば良い。そうすれば、諸外国の要人も気軽に訪れる事が出来るようになるはず」だと。
全く、こんなのを「ネクスト防衛庁長官」などと言っているようでは、いつまで経っても民主党は万年野党でしかないだろう。
まともな歴史認識も国家観もあったものじゃない。
大体、A級戦犯と呼ばれていた14人が合祀されたのは昭和53(1978)年だが、昭和天皇が御参拝をされなくなったのはそれより以前の昭和50(1975)年以降だ。
(極東国際軍事裁判(東京裁判)1946(昭和21)年5月3日〜1948(昭和23)年11月12日
被告28人中獄死2名大川周明免訴以外の25名全員有罪で7名が絞首刑宣告され皇太子(今上天皇陛下)誕生日の12月23日池袋サンシャイン60脇の巣鴨プリズン死刑執行場で露と消えた)
しかも昭和天皇は御参拝されなくなってからもずっと靖国に行きたがってらっしゃった。
中曽根元首相が中国の圧力に負けて靖国参拝を断念した時も、「この年のこの日にもまた靖国のみやしろのことにうれひはふかし」という御歌を詠まれている(昭和61年)。
前原氏の言っている事は全くの出鱈目だ。
それに、靖国神社が英霊たちにとって特別な場所であるという事を知っているなら、「無宗教の代替施設を」なんて言葉が出てくるわけがないのだ(この話題はしばしば持ち上がり、福田元官房長官を始め公明党も訴え続けている。小泉首相ですら反対の意を示していない。彼にとって靖国神社とは何なのだろう)。
無宗教の代替施設にしなくとも、例えばブッシュ大統領も参拝したがっていたし(小泉首相によって止められたが)。
エリザベス女王も表敬訪問を希望されていた(これも実現していない)。
「靖国神社だから各国の要人が気軽に来れない」という主張も、政治的な配慮が働いただけで全くの見当違い。
つまり彼がテレビで話した事は全て事実誤認であり、歴史認識不足であり、国家観の欠如としか言い様がないだろう。
なんだか共産党のバカ議員も「A級戦犯は犯罪者だ!」とか何とか喚いていたが、こういうキチガイはもう無害なのでどうでも良い。
しかし民主党が本気で次の政権を狙うつもりなら、このような体たらくでは話にならないではないか。
もちろん野党だけが靖国を不当に貶めているわけではない。先に挙げた福田元官房長官以外にも、野中広務などは当然“A級戦犯分祀派”だし、山崎拓氏は「個人的にはA級戦犯は分祀すべきと考えている」などと当時の中国外相におべっかをつかっていた(平成13年)。こんな男を官邸に置いておいて大丈夫ですかね。
小泉首相の靖国に対する発言も、このところ大きくブレまくっている。8月31日には財界人との会合で、「わたしの政治信条であり断固として変えない」と強調していたのが、どうやら胡錦濤国家主席との会談後には「今後は慎重に対処する意向」を示していたとか。
また山崎拓氏は25日のCSテレビ番組で、「首相が靖国神社に参拝する際、参拝の形式や時期などで中国側に配慮する可能性がある」との考えを示した。
そして、とうとう22日には記者団に対し、「私は何も言わないことにした。どんな質問があっても触れない」と言及を避けるまでに。
26日の参院本会議では、「今後の参拝は適切に判断したい」と言っていたらしいが、さて来年はどうするんでしょう。是非とも中国の圧力に負けず「終戦記念日に」参拝して頂きたいものですが。
安倍晋三氏は岐阜で行なわれた講演中、「国のために殉じた方々に尊崇の念を供するため、靖国にお参りするのは一国のリーダーとして当然だ。外国から行くなと言われる筋合いはない。今後とも参拝していただきたい」と言い、「相手を屈服させる中国政府は、まさに覇権主義だ」と厳しく批判。
武部幹事長だって「胡主席にひとつの大きな貸しをつくった」なんて言ってたわけだから(笑)、まさか参拝を「取り止め」なんて事にはならないと信じておりますが。
民主党は、この靖国と「在丁痴呆参政権」に賛成する限り、もう芽がないねぇww
万一今抜き打ち総選挙やられたら、ボロ負けじゃねぇのw
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