そそ、これこれ。
2004年8月13日2004/08/13 (産経新聞朝刊)
【中国暗影 成長の大矛盾】(4)
見せ掛けの繁栄
土木依存の「伸び率8%」
今年七月、中国国家統計局は四−六月期の国内総生産(GDP)の伸び率を9・6%と発表し、同時に前年同期の成長率を6・7%から7・9%に上方修正した。
新型肺炎(SARS)のマイナス影響を過大に評価した結果とされたが、今春来の景気過熱抑制策の効果を示すために、前年からの伸び幅を低く抑えるよう数字を操作したとの疑惑を呼んだ。
独立系専門誌「財経」最新号は、消息筋の話として、曽培炎副首相が昨年同期の低い伸び率に疑問を提起し、当局が修正を迫られた結果とし、統計局が「外的要素を考慮する」傾向を批判した。
昨年の成長率を当局者が年末まで8・6%と説明していたのに、今年一月の発表で9・1%になったのもその一例という。
中国の統計については、朱鎔基前首相も不信感を示した。地方政府の水増し報告が常態化しているのも原因だ。米経済専門家のトーマス・ロースキー氏は、一九九八−二〇〇一年の成長率(平均8%)は、エネルギー消費量から「実際は2%前後低い」と分析した。実態はどうなのか。
だれもが抱く素朴な疑問がある。
毎年8%超の高成長の一方で、失業やレイオフが増え続け、消費が低迷、製品の在庫が山積していくのはなぜなのか。
高成長下でのデフレ現象は、マクロ経済学では説明できない中国の特殊事情による、と米プリンストン大学の程暁農研究員は言う(草思社刊「中国経済 超えられない八つの難題」)。
この問題については、中国国内の専門家の分析も多い。その一つは、財政出動による投資依存で高成長を維持してきたことがある。国営新華社通信発行の時事週刊誌「瞭望」最新号によると、近年のGDPに占める投資と消費の比率は六対四(先進国は逆に四対六)。海外専門家の分析では少なくとも七対三と、顕著な投資依存型だ。
投資の中でも、とりわけ固定資産投資は伸び続け、二〇〇三年は五兆五千億元あまり(一元=約十三円)と一九八一年の五十七倍になった。過去四年間の対前年比伸び率をみても、二〇〇〇年の10・3%から〇三年の26・7%まで、各年とも固定資産投資がGDP成長率をはるかに上回る。
固定資産投資とは、主として政府の公共事業や官民の不動産建設、つまり土木・建築への投資を指す。
鉄鋼はじめ産業への波及効果は大きく、総延長が米国に次ぐ高速道路建設などインフラ整備にも欠かせないが、財政赤字や不良債権の増大など問題が多々ある。
近年、問題化しているのは急成長中の不動産開発だ。アジア金融危機のあった一九九七年、中国は低家賃の公共住宅から持ち家制へ住宅制度を転換し、開発業者による住宅建設が本格化した。
この背景には地方政府と開発業者の結託がある。
中国では土地は国有であり、業者は土地の使用権を地方政府から買わねばならない。
地方政府にとっては濡れ手に粟(あわ)の財源獲得手段となり、銀行も基準を甘くして積極的に融資してきた。
政府、業者、銀行の三位一体で、不動産建設ブームが進行した。
こうした中で、地方当局が農地を不当収用するなどトラブルが頻発し、耕地が失われた。
一九九八年に穀物の作付面積は一億一千三百万ヘクタール余、生産量は五億一千万トンの史上最高を記録したが、二〇〇三年には作付面積は九千九百万ヘクタール余に減り、生産量も四億三千万トンへ激減。農産品価格の高騰の要因になった。
矛盾を再生産しつつ中国が高成長を追求する理由は何か。程暁農氏は政治的要因を指摘する。
一九八〇年代初頭、トウ小平氏が二十世紀末までにGDPを四倍にする目標を掲げて以来、高成長維持が中国共産党の政治公約になった。当局は社会安定のための最低ラインを7%成長に設定し、年7−8%成長の確保に手を尽くしている。
しかし土木依存の高成長の陰で、製造業は技術革新が遅れ、利潤確保のため賃金抑制と人員整理が続く。
程氏は「価格、就業、平均利潤率などのマクロ経済指標から判断すると、
中国の8%成長率は、欧米諸国の2−3%に相当し、事実上不況の周辺を徘徊(はいかい)している」
と結論づけている。
見せ掛けの繁栄というわけだ。
(北京 伊藤正)
「消費」より「(不動産)投資」でもいいんだろけど、その「不動産」てのが、テナント入りそうもないお飾り「商用」高層ビルばっか、てなことがやばいんじゃないかな。
発電所とか下水道とか浄水場とかの社会的インフラには、全くカネが回ってないようよ。
国内も、堪忍袋の緒が切れたね。
2004年8月13日産経新聞 平成16(2004)年8月13日[金]
「ジェンダーフリー」教育現場から全廃
東京都、男女混合名簿も禁止
男女の性差までも否定する過激な男女平等教育の背景になっているとして、東京都教育委員会は十二日、「ジェンダーフリー」という用語を教育現場から排除することを決めた。
学校での「ジェンダーフリー思想に基づいた男女混合名簿」の作成も、禁止する方針。
月内にも各都立学校に通知し、二学期からの実施を目指す。このような決定は全国で初めてで、今後、各方面に大きな影響を与えそうだ。
「ジェンダーフリー」は、その意味や定義がさまざまで、単純な生物上の区別や「男らしさ」「女らしさ」といった観念まで否定する極端な解釈もされている状況。
これに対し、都教委は「意味や内容が使用する人によってさまざまで、誤解や混乱が生じている」として、「都教委が目指す男女平等教育とは異なっており、今後は『ジェンダーフリー』という用語は使用しない」ことを決めた。
通知によって、ジェンダーフリーの記述がある教科書を使う際には、社会の多様な考え方のひとつとして教育するよう配慮することになるという。
学校の行政文書などからも、言葉が消える。
また、都内の学校では一部の教職員や市民グループらがジェンダーフリー思想に基づき、「男子が先で女子が後は男女差別」などとして、男女を一緒にして五十音順に並べる「男女混合名簿」の導入を推進している。
男女混合名簿については、都は平成十四年、「全校での実施を推進する」などと定めたが、都教委は「男女の性差を否定するような思想に基づき男女混合名簿を作成しようとする動きが見られる」として、作成を禁止する方向で検討している。
ジェンダーフリーをめぐっては全国各地で混乱があり、一部では「ひな祭りや端午の節句は男女差別につながる」「服の色で男女を分けるのはおかしい」などの教育が行われているという。
◇
【ジェンダーフリー】社会的に形成された性別「ジェンダー」からの解放を目指すという考え。
「男女共同参画社会の実現」から「画一的に男女の違いを無くし、人間の中性化を目指す」までさまざまな意味で語られている。
男女混合名簿導入にも影響を与えており、東京都内では今年4月現在、小学校81%、中学校42%、全日制高校83%で、男女混合名簿が導入されている。
「平等思想」の弊害、ここに至る、ってか。
違いのわかる男の、ビールだったかコーヒーだったか、つまりはそういうこと。
でも、混合名簿まで否定するのはどうかな。
50音順でいいじゃん。おれっち田舎高校だったけど、それとっくにやってた記憶だけどな。
ま、旧制中学からの高校で、女性はクラスに3・4人だったけどサ。
座席も当初は背の高さ無視の、50音順だったよなぁw。
不都合なんで、生徒同士の話し合いで勝手に席交換してなるようになったけどね。
おぉ、やっぱり石原発言は反響あったか。
(産経抄)平成16(2004)年8月13日[金]
▼中国外務省が小泉首相の「靖国神社参拝は来年も続ける」という発言をとり上げ、鬼の首でもとったように「日本の指導者は侵略を反省するといった約束を守れ」と言い立てている。これも先日書いた「天を偸(ぬす)んで日に換える」式のすりかえだろう。
▼サッカー・サポーターの暴動で、北京五輪をやる中国への不信感が内外に高まった。その不信の矢の方向をすりかえる詐術みたいなもの。歴史の問題では「もう日本は中国に謝罪しなくていい」(馬立誠・元人民日報高級評論委員)という声が、中国内にもあるほどなのだ。
▼来年は敗戦六十周年だが、二日付本紙・石原慎太郎氏『日本よ』の「陛下、お願いいたします」は大きな反響を呼んだ。「来年こそ、八月十五日に天皇陛下に靖国神社に参拝していただきたいと熱願する」と石原氏は強く訴えたのだった。
▼たとえば十二日の夕刊フジで亀井静香氏は「まったく同感だ」と書いている。「兵士は父母兄弟や故郷の山河に思いをはせながら散った。陛下のご参拝はそうした英霊を慰めるだけでなく、文化的存在のご行為として、外国が政治的理由をもって批判することはできない」(大意)。
▼石原、亀井両氏がいうように、靖国の思想とは英霊に感謝し、世界の平和を祈る心の具体的な表れである。陛下がまず一人の日本人としてご参拝なされば、日本人全体の意識や思考に大きな影響を与える。日本のメディアや外国の論評も鎮静する。
▼三年前の夏、大阪の酒井順子さんという年配の読者からいただいた手紙は今も忘れられない。「日本人が靖国参拝をしなくなった時こそ、戦争の怖さを忘れて戦争を起こす日本人が多くなった時と理解すべきです」。これがごく普通の日本人の感覚なのだ。
もう時間切れ。
2004年8月13日
(殿下さま沸騰の日々)
■2004/08/12 (木) 『協議中』を慌てて『調査中』の外道の本音を怒れ。
日朝実務者協議が終わった。もちろん、その最大の焦点は、横田めぐみさんを始めとする拉致事件の被害者の安否確認である。
2002年の9月17日の日朝首脳会談において金正日が拉致を国家犯罪と認めて謝罪してから約二年が経過しようとしている。
ところが、北朝鮮はその際の不誠実で出鱈目な調査結果に対して日本側が提起した疑問点に一切答えていないだけでない。
5月の小泉再訪朝時に金正日が白紙に戻して再調査すると約束したにもかかわらず、今回の実務者協議に至るまで一切の情報を日本側に提供してこなかったのである。
一国の首相が出向いて行って金正日が約束した調査である。それを履行しないということは、要するに日本側が侮られているのである。
そんな北朝鮮がこの二日間の協議で日本側に示した回答とはどんなものか。これについて大きな期待を寄せるほうがどうかしているが、結果はやはり経過報告だけであった。
11日の協議終了後に北朝鮮の宋日昊外務省副局長が語ったところでは、『調査方法について説明した。不明者については誠意をもってやっている』ということ。
本来であれば、何度も繰り返されるこのような不誠実な回答に対して、日本側は強く抗議し、場合によっては退席するなどの強硬策に出るべきところ、なぜか日本側はそうしなかった。それどころかむしろ、日本政府代表筋は『建設的、率直な意見交換だった』と述べたところから、今後何らかの動きが出てくる可能性も指摘されているほどなのである。
思うに、北朝鮮は日本側の出方を見ながら、『調査結果』のでっち上げとその発表のタイミングを計っていると考えるのが自然だろう。
おのれらが悪知恵の限りを尽くして拉致し、国内で破壊工作員の教育に従事させてきた日本人拉致被害者である。その安否調査に手間取っているなどという言い訳を、まさか日本側外交団が信用するはずもない。
TVニュースで伝えられたところによれば、斎木昭隆審議官が『横田めぐみさんの生存情報がある』と水を向けたところ、北朝鮮の宋日昊副局長は
『協議中』と答えた後で慌てて『調査中』と言い直した
という。
堪忍袋の緒が切れた。
(産経新聞 2004/08/13)
■【主張】日朝実務者協議 これが総書記の再調査か
拉致事件などをめぐる日朝実務者協議は、北朝鮮が再調査の途中経過を報告したにとどまり、横田めぐみさんら十人の安否確認について具体的な進展は見られなかった。不誠実な対応である。
今回の実務者協議は、五月二十二日の日朝首脳会談で金正日総書記が「白紙からの再調査」を約束したことを受けて開かれた。その首脳会談から三カ月近くたっている。
北が「八人死亡、二人不明」とする最初の調査結果を出してきた一昨年九月から数えると、二年近くになる。その間、北は何をしていたのか疑わざるを得ない。
日本側は九月中に再度、実務者協議を開くよう提案した。北は「持ち帰って検討する」と答えたが、今後の対応次第では、改正外為法や特定船舶入港禁止法に基づく経済制裁の発動が必要である。五月の首脳会談で約束した二十五万トンの食糧支援などのうち半分以上の拠出をすでに決めているが、残りの支援は保留すべきだ。
北は今回の協議で、「よど号」犯四人の引き渡しについて「反対しない」という姿勢を示した。北は前から、米国のテロ支援国家の指定理由とされる「よど号」犯を早く日本に返したがっていた。そんなことよりも、十人の正確な安否情報の提供を急ぐべきだ。
(国を捨てて裏切り行為をした連中なんて、放っておけ!)
めぐみさんは最初の北の報告では、「一九九三年三月、平壌市の四九予防院で自殺した」とされたが、その後、「九五年に金総書記の息子の家庭教師をしていた」という亡命者の情報が明らかになった。最近、曽我ひとみさんの夫、ジェンキンス氏は「四九予防院に外国人が入ることはない」と証言した。「七九年に海水浴で溺死(できし)した」とされた市川修一さんを「九四年に北朝鮮の大学で見た」という元工作員の目撃証言もある。
十人の家族は誰一人、北の最初の報告を信じていない。増元るみ子さんの父は「日本を信じる」と言い残し、娘の帰国を待たずに亡くなった。有本恵子さんの父は七十六歳、母は七十八歳だ。これらの拉致被害者家族を北はいつまで待たせるのか。
小泉純一郎首相は「一、二年以内に日朝国交正常化を実現したい」と言っているが、こんな北の態度では正常化どころの話ではない。
拉致事件こそ、期限を切って回答を迫るべきだ。
ケリーはカネ蔓かあちゃんにやられて墜落と。
2004年8月13日
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)8月13日(金曜日)
ラルフ・ネーダーとケリー夫人が民主党に致命的な蹴りを入れた
ジョン・ケリー大統領候補、突如の苦戦。錐(きり)もみ状態に暗転した
ネーダーが大統領選挙の立候補に必要とされる署名活動に共和党員まで密かに協力している。
消費運動の神様、左翼過激派のカリスマ、
換言すれば時代の変化に取り残された馬鹿。
ラルフ・ネーダーは本気で大統領選挙に臨む情勢となった。3%から5%の「民主党」の支持票がネーダーに流れるだろう。
そうすると一番得するひと?
もちろんジョージ・ブッシュ大統領です。
ジョン・ケリーを贔屓にして巧妙な支持キャンペーンを展開しているのは左翼リベラル媒体の『ニューズウィーク』や『ワシントン・ポスト』だが、かれらの真摯な努力を土足で蹴飛ばしてケリー情報宣伝活動を台無しにしたのは、ハインツ(ケリー夫人)だ。
党大会の応援演説で長時間に亘って自己をかたり、夫を語らず、傲岸不遜な態度を目撃して民主党員さえ怒り出した。執拗な質問をした新聞記者に夫人は「糞食らえ」とも発言した。その場面がテレビで放映された。
たまたま中国の奥地にいたので、この実況を見なかったが帰国してからアメリカ通に聞くと「あれでケリー当選はなくなった」と複数の専門家が口を揃えた。
ほっと、一安心。
日本(空自)もやってるじゃん。
2004年8月13日空自全面協力、戦闘機飛びまくる「亡国のイージス」
海上自衛隊の護衛艦を舞台にテロリストと海自隊員らの戦いを描く海洋アクション大作「亡国のイージス」(阪本順治監督、来秋公開)が製作されることになり、このほど、青森・三沢基地で撮影が行われた。
空自の戦闘機が海自の護衛艦を撃沈しに向かうという映画ならではの架空の出動、飛行シーン。航空自衛隊が全面協力し、映画初登場となる最新鋭のF−2支援戦闘機などを実際に飛ばすなど、日本映画にいまだかつてなかった1シーンの実現をバックアップした。
〔写真右:パイロットに扮し、民間人では滅多に乗れないF−2の操縦席に座った真木蔵人。「飛行服が似合う」と隊員の間で評判だった。
同中:パイロット役の真木蔵人=左=に指示を与える阪本順二監督。
同下:三沢基地の空自隊員=左=から、パイロットのセリフについて細かいアドバイスをもらう阪本順二監督。
台本と実際は違う〕
訓練飛行や任務飛行に就くF−2支援戦闘機、F−4支援戦闘機が次々と離着陸し、轟音(ごうおん)が響く三沢基地。撮影現場には、“本物”にしか出せない迫力と緊迫感が漂った。
1機110億円というF−2の操縦席に乗り込んだ空自隊員役の真木蔵人(32)の表情を狙う阪本監督(45)の周囲を、いつもの映画スタッフのほか、同基地の飛行群、整備補給群、基地業務群などの空自隊員が囲む。撮影隊のさまざまな要求に応え、撮影が円滑に進むようサポートした。
同作は作家、福井晴敏さんの同名小説が原作。
生物化学兵器を持ちイージス艦を占拠したテロリストと戦う海自隊員ら2人の男を軸に政府や防衛庁、警察の息詰まる攻防が描かれる。劇中、生物化学兵器を封じ込める中和爆弾を搭載したF−2が、イージス艦の撃沈に向かうシーンがあり、製作側が空自に協力を要請した。
防衛庁航空幕僚監部広報室によると、映画の撮影には過去にも協力したことがあるが、「今回はよりリアリティーを出したいという製作サイドの意向に、現実に即した形で対応した」という。飛行シーン、パイロットのセリフ、交信内容などに現実感のある細かなアドバイスをしたほか、真木への飛行服など本物の装備を提供した。
極めつけは、今年3月に実戦配備されたばかりのF−2の飛行だ。2機のF−2を飛ばし、さらに、飛行シーンを撮影するカメラマンを乗せたT−4中等練習機が、高度1万3000フィートでの撮影を敢行。地上ではカメラが離着陸シーンを狙った。
教育訓練などに支障がない範囲での協力とはいえ、空自あげてのバックアップについて、空自関係者は「こうした協力が、国防の重要性を国民に知らせ、理解をしてもらういい機会になるのでは」と話した。
撮れたての映像を早速チェックした阪本監督は「ほぉーっ、という感じ」と類を見ない迫力の映像にわれながらほれぼれ。「贅沢なことをさせてもらった」と感謝しながら、「実際に働く隊員の姿を見たことが、これからの撮影にとって一番、良かった。普段、見られない自衛隊の部分を描くことで、協力していただいた隊員の方たちの期待に応えたい」と決意を新たにしていた。
★「亡国のイージス」
東京湾上のイージス艦「いそかぜ」が対日工作員、ホ・ヨンファ(中井貴一)に占拠された。ヨンファは持ち込んだ生物化学兵器の照準を東京に向け、テロ一味に加わったいそかぜの副長・宮津(寺尾聰)は日本政府にある要求をつきつける。慌てる政府を尻目に、防衛庁情報局局長の渥美(佐藤浩市)がいそかぜに送り込んだ工作員、如月行といそかぜの先任伍長・千石(真田広之)は、ヨンファらに戦いを仕掛けて…。
寺尾、中井、佐藤、真田という日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞者の4人がそろった。イージス艦の実物大艦橋セットを建設するなど総製作費12億円をかける。
★三沢基地★
撮影に協力した三沢基地は、空自唯一の日米共同使用航空作戦基地で北部防衛の要衝。第3航空団をはじめ16個部隊が所在し、F−2・F−4支援戦闘機、T−4中等練習機、E−2C早期警戒機や米空軍のF−16戦闘機が常駐する。映画初登場となるF−2は日米共同で開発され、対艦攻撃、要撃戦闘、対地攻撃などに優れたオールマイティーの戦闘機。
★イージスとは「無敵の盾」
同作への全面協力を表明している海自は、実戦に近い訓練の密着撮影とイージス艦「きりしま」の艦上、艦内撮影などを許可。6、7月に実景など一部が撮影された。
イージス艦とは、数百キロメートルをカバーする最新鋭の高性能レーダーを搭載した護衛艦。攻撃より防衛を目的とし“専守防衛”の象徴といわれる。
現在は横須賀、舞鶴、佐世保に「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻を配備。「イージス」とはギリシャ神話に登場する「無敵の盾」の意味。
★カメラマンも訓練受けた
飛行する2機のF−2支援戦闘機を撮影したのは笠松則通カメラマン(47)。近藤昭尚三等空佐(38)が操縦するT−4に乗り込み、重力に耐えながら、約1時間、カメラを回した。7月に東京・立川の航空医学実験隊で低圧訓練を受け、1週間前には本番と同じ状況でテスト撮影を行った笠松カメラマンは、近藤三佐の「撮影がしやすいように急な動きがないようコントロールに注意した」との協力もあって一発OK。
真木扮する宗像一等空尉の吹き替えを務め、F−2の操縦桿(かん)を握った柴田雄介一等空尉(32)は「普段やっていることの一部なので、撮影とはいえ難しいことはなかったが、逆光にならないように、見栄えがいいように気を使った。完成した映画にどう映っているか楽しみ」と話していた。
(西村幸祐 酔夢ing voice)
クランクインした映画「亡国のイージス」は自衛隊の全面協力下で撮影が進んでいる。
野中広務幹事長の反対で「宣戦布告」という映画に自衛隊が全く協力できなかった時代も過ぎ去った。
なるほどねぇ。麻生幾の「宣戦布告」には、陸自が協力できなかったんだ。アパッチが出るだけだから、この際撮り直そうよ。
架空怪獣ゴジラなんてな「敵」への攻撃シーンで、結局「国防意識」はおちゃらけにされてきたんだもんな。
ほぇ〜。米軍動く。
2004年8月12日米イージス艦、初の新潟入港へ=万景峰号とは別港区に(時事通信)
在日米軍が第7艦隊所属のイージス巡洋艦「カウペンス」(9500トン)を20日から23日まで新潟港に寄港させたいと、新潟県に打診していたことが12日、分かった。正式に岸壁使用許可申請が出れば、県は許可する方針で、米イージス艦の新潟入港は初めてとなる。
県によると、米大使館員が今月6日、県の東京事務所を通じて寄港を打診。11日には横須賀基地(神奈川県)の担当者が県庁を訪れ要請した。県は港の水深などを考慮し、新潟市中心部に近く、北朝鮮の貨客船「万景峰92」号が接岸する西港区ではなく、貨物船の出入りが多い東港区への寄港を許可する見通し。万景峰号の次回入港は25日。
寄港の目的は乗組員の休養で、担当者からは知事への表敬訪問や地域住民とのスポーツ交流などの希望が示された。
[時事通信社:08月12日 17時18分]
日朝実務協議、不明者に新情報なし…次回は来月で要請
【北京=三浦真】北京で行われていた日朝実務協議は12日、安否不明の拉致被害者10人について北朝鮮側から新たな情報が示されず、大きな進展のないまま、2日間の日程を終了した。
日本側は次回の協議を9月中に開催するよう提案したが、北朝鮮側は本国に持ち帰って検討すると答えるにとどまった。日本政府は、次回協議で具体的な調査結果を示すよう北朝鮮側に強く要求する方針だ。
日本側は12日の協議で、安否不明の10人について個別に疑問点を示し、詳細な説明を求めた。北朝鮮側は「拉致を行ったのは、いわば特別な機関で、調査が必要な点が残っており、今日の時点では答えられない」などと述べた。調査終了の時期のめども示さなかった。
北朝鮮側は、10人以外の特定失踪(しっそう)者についても、「問題点の所在は良く分かっている」と述べただけだった。
また、日本側は、<1>北朝鮮が核の完全廃棄に向けて、9月末までに開く第4回6か国協議で問題を進展させることが重要<2>5月の日朝首脳会談で弾道ミサイルの発射実験凍結の継続で合意したことを踏まえ、国際社会の懸念を払しょくすべきだ――と強調した。北朝鮮側は「本国にきちんと伝える」と応じた。
細田官房長官は12日夕、協議の結果について「具体的な内容は一切進展がない。日本政府としては不十分と判断せざるを得ない」と語った。
協議は、午前と午後に計4時間行われた。日本は外務省の斎木昭隆アジア大洋州局審議官ら、北朝鮮は宋日昊(ソン・イルホ)外務省副局長らが出席した。
斎木氏らは13日に帰国し、都内で拉致被害者家族会の幹部らに協議内容を直接報告する。(読売新聞)
経済制裁発動→北、宣戦布告と看做す。→宣言だけで「戦闘状態」→日米安保条約発動→米イージス艦「先手」防衛着手w→北、崩壊。...で、一件らくちゅぁあぅくぅ〜w
追加記事
<日朝実務者協議>新情報ないまま終了
9月中の回答求める
【北京・中川佳昭】北京で開かれていた日朝実務者協議は12日、2日間の日程を終えた。安否不明の日本人拉致被害者10人について、北朝鮮側から新たな情報の提供はなく、途中経過の説明にとどまった。日本側は9月中に再度、実務者協議を開き、金正日(キムジョンイル)総書記が約束した再調査の最終結果を示すよう求めたが、北朝鮮側は「持ち帰って検討する」と回答しただけだった。
政府・与党内では、早期の日朝国交正常化交渉再開は困難との見方が強まっている。
12日の協議で北朝鮮側は前日に続いて10人の個別の調査状況を説明。日本側はそれぞれについて疑問を投げかけたが、明確な回答がなかった模様だ。日本側代表の斎木昭隆外務省アジア大洋州局審議官は記者団に「北朝鮮側には相当きついことも言ったし、注文もつけた」と説明した。
実務者協議は「5月の日朝首脳会談のフォローアップ」と位置付けられていたが、日朝国交正常化交渉の再開時期に関する論議は見送られた。また日本側は、核・ミサイル問題に言及し、(1)完全な核廃棄(2)次回6カ国協議での進展(3)ミサイル発射のモラトリアム――などの重要性を指摘した。
北朝鮮側は「本国に持ち帰る」と述べるにとどまった。(毎日新聞)
[8月12日21時3分更新]
もう、経済制裁でしょ。
ふぅ〜ん。
2004年8月12日日本のODA金額です。外務省HPでウラが取れました。
●北京の国際空港の新設 300億円
●同空港を主体とする航空管制システム 210億円
●河北省(北京の隣)の鉄道の拡充建設 870億円
●北京市内の地下鉄網の建設 200億円
●北京市北部の十三陵揚水発電所の建設 130億円
●東北部から北京への光ファイバーの長距離電話網 72億円
●国家経済情報システム整備 240億円
●北京市の上水道整備 155億円
●下水道処理 27億円
●上水道建設 147億円
●日中友好環境保全センターの建設 105億円
●日中友好病院の建設 200億円
●日中医学教育センターの建設 6億円
●障害者リハビリ研究センターの整備 34億円
●消防機材の提供 25億円
●肉類食品総合研究センター(北京)の建設 27億円
●野菜研究センターの整備 11億円
●淡水魚養殖センターの研究 8億円
●輸出入食品検査研究センターの整備 10億円
●中国が失った信用 プライスレス
えぇ〜っと、合計でぇ...
2,777億円。
これって一年間で、でしょ?
ここいらだね。(捏造wも)「史実」と「解釈」のごた混ぜ=赤支那宣伝文書。
2004年8月12日2004/08/12 (産経新聞)
【正論】拓殖大学教授・藤岡信勝
放置できぬセンター試験の偏向ぶり特定史観強要の設問が後絶たず
≪一方的な思想を押しつけ≫
愛知県の県立高校の教師が、五月に実施した日本史の中間試験問題で「イラク戦争についてどう思うか」と尋ねて記述させ、「自衛隊派遣」に肯定的な解答には零点、否定的な解答には五点を与えていたことがわかった。この教師は試験後解答例を配り、「自衛隊はイラクの人たちのために良いことをしている」などの解答を「低俗な例」と記していた。県教委は「生徒に一方的な思想を押しつけかねない」として、採点からの除外などの善後策がとられたという(読売新聞、六月二十五日付など)。当然の措置である。では、次の問題はどうか。
問題文の冒頭には、「私たちの歴史をふり返ると、そこにはさまざまな抑圧と、抑圧からの解放を求める人々の抵抗の跡が刻み込まれている」と書かれている。そして、「抑圧からの解放の運動は、一九四五年の敗戦を経て、さまざまな形で実を結んだ。日本を占領した連合国軍の最高司令官マッカーサーが発した『五大改革の指令』もその一つといえる」としたうえで、指令に含まれていないものを一つだけ選ばせる。
正答は「天皇制の否定」である。つまり、マッカーサーは「五大改革の指令」によって日本国民を抑圧から解放したが、ただ一つ、抑圧されるままに放置した問題が「天皇制」だったというのである。
驚くなかれ、これは大学入試センターによる一九九九年度日本史Bの試験問題である。出題者は何の資格があって「抑圧と解放」史観なるものを受験生に強要するのか。
≪問題づくりの原則を逸脱≫
天皇制の否定を政治綱領に掲げているのは、政党の中では日本共産党だけである。センター試験は日本共産党の綱領に基づく歴史観と政治方針を注入する場となっており、「一方的な思想を押しつけ」ている点で、愛知の県立高校の中間試験問題とすこしも変わらない。
歴史には歴史的事実(史実)の部分と史実に対する歴史解釈の部分が含まれる。
歴史の試験に出題することが許されるのは、史実の部分に限られる。これを破れば、試験は特定のイデオロギーや学説を受験生に押しつける思想教育の場、政治的洗脳の場と化してしまう。センター試験は、試験問題作成の原則を逸脱している。
私は、大学入試センターが管轄する「共通一次学力試験」と「センター試験」の、二十五年間分の「日本史」と「世界史」の全問題を入手し調査する機会を得た。
重要な事実がわかった。
右のような偏向した出題は
一九九〇年にスタートしたセンター試験から
始まっており、
共通一次試験では試験を利用して受験生を洗脳しようという意図を含んだ問題が出された形跡がない。右に述べた作問の原則が守られていたからである。
センター試験への切り替えの時期に盛んに流された教育言説があった。歴史の試験は記憶力を試すだけではなく歴史の流れを把握しているかどうかを測るようにすべきだという主張である。このキャンペーンによって、特定の思想をもった出題者集団が、センター入試を自らのイデオロギーを受験生に注入する場とすることに成功したのである。
大学入試センターは、出題の原則を初心に立ち帰って見直すべきである。そして、記憶力を試す試験は劣っているという世間の俗論に惑わされることなく、少なくとも共通一次試験のレベルにまで正常化させるべきである。
≪意図的出題問題が存在か≫
センター試験では、今年問題となった朝鮮人の「強制連行」が過去にも六回にわたって、しかも、二、三年おきに規則的に出題されていたことが判明した。
毎年受験生が試験準備のため過去問を勉強し、「強制連行」を史実として覚えるように設計されていた。このような組織性・計画性は、明瞭な意図と方針をもった出題者グループが存在することを強く推測させる。
自由民主党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(古屋圭司会長)の二月二十六日の総会で、文部科学省は、これまで完全に非公開だった問題作成者の氏名を今後は試験終了後に公表する方針を表明した。さらに八月六日の同会総会に氏名公表の具体案を示した。これは正常化に必要な一歩であり、必ず実行されなければならない。
また、七月七日、東京、大阪、愛知の私立大学の一年生七人が、入試センターを相手取り東京地裁に民事提訴した。設問が憲法の保障する思想良心の自由を侵害しているという理由である。センター試験の正常化のために立ち上がった勇気ある学生たちを応援したい。(ふじおか のぶかつ)
内容とは直接関係ないけど、拓大っていっぱい有名な人、集まってる感じするな。
この認識(階層)基本にしないと、商売は無理ポw
2004年8月12日2004/08/12 (産経新聞朝刊)
【中国暗影 成長の大矛盾】(3)腐敗の構造活力奪う「階層」固定化
二〇〇二年初め、一冊の本がセンセーションを巻き起こした。中国社会科学院社会研究所の「当代中国社会階層研究報告」だ。広範な調査に基づき中国社会を五つの階級と十の階層とに分類、中国が国家幹部、企業管理者などエリート階級に支配され、労働者、農民は最下層にある実態を明らかにした。
同じ時期には北京大学の閻志民教授らによる「中国現段階の階級階層研究」などの類書があったが、社会研究所の研究報告だけが、間もなく発禁になった。その階級分析は、労農階級が主体との共産党綱領の虚構を暴露しており、その年秋の第十六回共産党大会を控えた江沢民政権の怒りを買ったと関係者は証言する。
社会研究所はその後、内容を修正した「当代中国十大階層」を刊行した。先月には「当代中国社会流動」と題する新たな調査報告書を発表して、十大階層が固定的になり、社会の流動性が失われつつある現状を指摘した。
これは収入をベースに社会的地位を加味した分類で、
(1)−(3)を 「エリート階層」(4・7%)、
(4)−(7)を 「中間階層」 (30・1%)、
(8)−(10)を「基層階層」 (65・2%)
としている。収入面では私営企業経営者が突出しているが、国家幹部が持つ権力なども考慮に入れた結果だ。
社会流動とは、ある階層の人間が他の階層に移ることを指す。社会研究所の報告は、新中国発足以来の流動状況を五つの時期に分ける。このうち、
改革・開放路線が始まった一九七八年から九一年までの市場経済勃興(ぼっこう)期を第四期として、ここで大変化が起こった
と指摘する。
それまでの階級闘争史観に基づく差別的な階級区分が撤廃され、農村では人民公社を廃止して家庭請負制に移行した。郷鎮企業と呼ばれる小規模工業が誕生し、新たに登場した私営企業や外資系企業が成長し始めた時期だ。富の追求が社会の価値基準になる中で、わずかの資金と創意で起業し、富を築いた成功談が至るところで語られた。
トウ小平氏が「南巡講話」で改革加速を号令した九二年以降、現在までの第五期には、富の偏在が進み所得格差による階層分化が顕著になった。同時に階層が固定化していく。
社会研究所の報告によると、農民が(1)の「国家・団体の管理者」になる率は0・2%で、以下同様に(2)は0・5%、(3)0・8%、(4)0・9%という。
幹部の子弟が幹部職に就く率は非幹部子弟に比べ2・65倍と、階層内での世襲が増えた。
幹部の子は幹部、農民の子は農民、という伝統への回帰ともいえるが、報告はこれが不公平、不合理な制度、政策で生まれていることを問題にする。例えば、農民が子弟に高等教育を受けさせ、高収入の職に就かせることは極めて難しくなった。
一つには公教育投資の割合が都市77%、農村23%(二〇〇二年)と、児童・生徒の実数では60%近くを占める農村を軽視していることがある。
仮に大学入試に合格しても「教育の産業化」によって、都市の大学で学部授業料は年六千元(一元=約十三円)以上(一年、たったの78,000円だというのは日本的金銭感覚)かかり、一人あたりの年収(二〇〇三年)が二千六百元あまりの農民家庭(「年」収33,800円!)には負担しきれない。
トウ小平氏は「国民すべてに豊かになる権利とチャンスがある」と宣言、社会の活力を引き出した。ある意味で一線に並んだ富獲得競争に国民をかりだしたのが改革・開放路線だった。
しかし四半世紀を経て出来上がったのは「政治、経済、知識の三大エリートを頂点に、ルンペン・プロレタリアートを底辺にしたピラミッド社会」(胡鞍鋼・清華大学教授)であり、その固定化は社会の活力を奪う。
政治エリートの国家・社会の管理者は例外なく共産党員だ。この階層社会は江沢民時代の高成長路線とともに一段と深刻化した腐敗の構造でもある。
「権力を金に換える」現象は、土地使用の許認可権を握る行政幹部が、開発業者からわいろを得ることなど、無数の例がある。
第十六回党大会では私営企業家の入党を認め、エリート層の相互利益を温存する態勢が確立した。
(北京 伊藤正)
これは、外地に出ると実感するな。
2004年8月12日(多事X論)
(略)
私は長嶋茂雄氏の『For the Flag』の精神を信奉し、ラモスの以下の言葉に感銘を受けるのである。
『日の丸------。最高だ。こんなに美しい国旗、他にないよ。
どんなに苦しくても、膝が痛くても、日の丸をつけていると思うと頑張れる。ほんと不思議。これまで何度もそんなことがあったね。
ユニフォームの日の丸。スタンドで揺れる日の丸。日の丸が目に入ると、こんなところで諦めていいのかって、また闘志が湧いてくるんだ。
日の丸をつけて、君が代を聞く。最高だ。武者震いがするもの。体中にパワーがみなぎってくる。でも、日本の選手の中にはそうじゃないヤツもいる。不思議でしょうがないよ。
日の丸をつけるって、国を代表するってことだよ。選ばれた選手にしか与えられないものじゃない。国を代表して戦うって、スゴイことなんだよ。それを忘れているんじゃないかって思う。
ワールドカップを見てみろよ。みんなあんなに必死になって戦うのは、国の代表だからだろ。国を愛し、家族を愛し、仲間を愛しているからだろ。日本はそこんとこから外国に負けてる。
自分のためだって?そんなの当たり前じゃない。じゃあなぜ、もっと大きいものを背負わないの?
オレ、日の丸背負ってなかったら、あんなに頑張れなかったよ。ドーハの時、オレは38歳。あのクソ暑い中で、そんなオジサンが全試合、それもほとんどフル出場。練習だって若いヤツらと同じメニューをこなしてたんだ。
自分のためだけだったら、とっくに辞めてたよ。』
来月9月からの新学期は、当然新入生が入ってきてそれへの教育があるからよりきちんと毎日定時にされるはずだが、毎朝学校への送りで7時20分から父兄も一緒に見て聞いているのが「国旗掲揚」と「国歌演奏」、それに正面起立し沈黙敬意を表してる小学校全校生徒たちの頼もしい姿である。
支那のこの「形」は、真似てもいい。というより、これが世界標準のはずで、日本がおかしいのだ。
そこ(「形」)から先はまた別の話だろ。小学校から当たり前にそういう形であっても、「愛国」の中身が「中華=夜郎自大」=反日だから、仏造って魂入れずどころか「へんなもの」詰め込まれて先日の恥曝しと相成ったわけだからね。
高3息子は(普通のご多分に漏れずwの)不勉強で真っ白け。娘はあと2年で真っ白の頭にこんなもの詰め込まれそうだ。来春から一年の語学留学予定してるから、バカ息子のほうが緊急を要するだろな。逐一反論集自作するほかないのかしらん。めんどいな。
ターゲットは、国定教科書。(だから全国これ一種のみ)
9年義務教育三年制初級中学教科書 『中国歴史』第一・二・三・四冊...おぃおぃ四冊もあるんだぜぇw。
高級中学(高校)課本 『中国近代現代史』上・下冊
ともに、人民教育出版社歴史室編著、人民教育出版社。
中学第一1992年10月、第二1993年4月、第三同年10月、第四1994年4月第一刷。
高校上下1995年6月第二刷。
「えざわ愛国反日」種本ね。挿話集でしょ。細かい固有名詞(ただの人)と「英雄譚」ね、多分。
新華書店で参考書の類当たりつけて、沙河口図書城で2割引(100元以上まとめ買いだと3割引)でいこうかな。
確か日本語訳も分厚いので出てたような記憶なんだが、ブックオフで二束三文で手には入らんかな。
やっときたね。バランスとれて落ち着いた正論。
2004年8月11日2004/08/11 (産経新聞朝刊)
サッカー・アジア杯、中国側席から観戦 中央大非常勤講師・水谷尚子氏 正しい日本情報与えられない大衆
(略)
アジア杯における反日行動について、日本の新聞、テレビの一部には、重慶が日中戦争期に日本軍によって爆撃されたから、また北京は政治首都なので激しいブーイングが起きたとの見解があった。だが、この解説はまったく的を射ていない。
バーレーン対日本戦が行われた山東省済南市は、「山東出兵」(一九二七−二八年、計三回)や「済南事件」(二八年)の舞台となり、全面的に日本軍と死闘を繰り広げた地であるから、重慶以上に反日感情が強くてしかるべきだ。ところが、この地では、観客席での反日行為はあったものの、重慶や北京に比べれば、まだ穏やかであった。
私は済南・北京のサッカー場で、中国人サポーターの席から試合を観戦したが、北京では周囲に自分が日本人であると気付かれないよう相当気をつかったものの、済南では身の危険を感じなかったばかりか、「ちきしょう、日本は運がいいぜ。まあ運も実力か」と話しかけられた。ボランティアの係員や警察官が私を日本人と知って周囲をうろうろするので、「座ってくれないと見えないじゃない」と言ったら周囲から笑いが漏れたほどである。
済南では日産自動車の宣伝用うちわが場外で大量に配布された。中国人はこれを焼いたり踏んだりするようなことはなく、会社名が堂々と書かれたうちわで涼みながら日本にブーイングを送るという、ややおかしくさえもある光景ともなったのだ。
そのブーイングだが、済南ではまさに「ブー」「ウー」といった不快感を示す擬音語にとどまっていた。
テレビ中継では聞き取れなかったと思うが、これが北京では日本人を指す侮蔑(ぶべつ)語の「小日本」に、きわめて汚い性的な罵倒(ばとう)表現を冠してのシュプレヒコールが繰り返されていたのだ。ハーフタイムにも、北京では日本人サポーターの固まった観覧席に向けて抗日歌曲の大合唱となった。
済南のサッカー場がさほど険悪な雰囲気にならなかったのには、ボランティアの功績が大きい。
山東大学と山東師範大学の学生たち、特に外国語学部の学生が観客に「マナーを守って観戦しよう」と呼びかけた。警察による物々しい警戒よりも、若い世代が若者に呼びかける力は大きかった。
北京ではこうした若者による呼びかけは一切見受けられなかったばかりか、ジュラルミンの盾を持った武装警察部隊や大型の警察犬が場内外で威圧感を与え、かえって一般大衆の反感をかったように思える。
(略)
今回の言動をもって、日本人が中国の一般大衆を「民度が低い」と断じることに私個人は賛成できない。決して中国人は分からず屋ではないはずだ。彼らは「知らされていない」のである。
民意は力で抑えられない。
川口順子外相は「難しい問題が起きたことは残念だが、中国政府は最大限に努力したと思う」と中国側の警備を評価したようだが、このコメントには疑問を感じざるを得ない。力で民衆の反日感情を抑えようとしたことを評価するのではなく、本来中国に対して発言すべきは、正しい日本知識を正直に流す「日本情報の自由化」を求めることではないのか。
両国の民衆の憎しみの連鎖を断ち切るためにも、中国で固定化された「悪しき日本人」のイメージを打破するためにも、最も大切なのは「日本に関する情報交換と言論の自由」なのだ。
当然、チャンスだと思う方々もいらっしゃるわけで...。
反日アジアカップは台湾自立のサポーター
萩原 功
今回の中国におけるアジアカップは台湾の自立に対する大変な追い風となりました。
日本のマスコミは北京オリンピックの報道利権放送利権で中国のコントロールを受けてきました。今回のアジアカップは反日的行動に対してホスト国としての品位と能力が疑問視されオリンピック開催を危ぶむ声がマスコミにも登場するようになりました。
また、マスコミは余り取り上げませんが、対決前を含む全期間を通じて中国に有利な審判がくだされ日本に不利な審判が下されたことが中国による審判買収疑惑を呼んでいます。端的に言えば中国は審判に助けられて11人で10人になった相手からゴールが奪い決勝に行き、日本は審判に阻まれ不可解な退場を受けて10人となりながら決勝にたどりつき、中国選手の反則攻撃に冷静に対処して優勝しました。
北京で無届けでのデモや数千人単位の夜間街頭集会が許されるはずもないので、警備はされているものの中国人サポーターが競技場を取り囲み、日の丸を焼く、日本チームのバスにペットボトルを投げつけたり日本の外交官の車の後部硝子をたたき割ったり日本の大使館を取り囲んだりしたのは北京政府の容認の元で行われたと見るべきでしょう。物静かな法輪功すら検挙される中国で、少なくとも反日行動に出た暴徒は鎮圧の対象にはなっていません。
このような中国へ支援を続け日本企業が進出することに多くの日本人が疑問を持ったと思います。
中国幻想から中国幻滅への動きが始まったと言っていいでしょう。
反日に反中をもって応える日本人は少ないものの、多くの日本人が静かに中国を忌避し中国から立ち去り「中国」「中華」という言葉自体を忌避するようになるでしょう。
これは、台湾の自立にとって大きな追い風です。
このような中国との混同をさけるために台湾の正名化はとても重要です。
台湾は日本における各機関の名称の「中国」「中華」から台湾への変更を急速に進める必要があるでしょう。
台湾が如何に親日的で日本にとって重要な存在かを広く日本国民にアピールできれば日本人は中国より台湾を好ましく思うことでしょう。
サッカーで言えば台湾でアテネオリンピックの日本チームを台湾の皆さんが応援している姿を日本のマスコミに乗せられればサッカーファンの中から多くの台湾ファンを獲得できるのではないでしょうか。
(略)
はっきりと認識・確認しておくべき事柄
2004年8月10日この一週間ほどの出来事のまとめ。
「日本軍国主義」とか「日本ファッシズム」とは、不存在ですね。
どこの国でもとる、「戦時体制」のこと、でしょ。
平成16(2004)年8月10日〔火〕産経抄
▼サッカー反日応援騒動は英BBC放送なども“中国人の暴動”として報道し、一種の外交問題となっている。日本人の多くは憤ったり、あきれたりだろうが、(略)あれは日本にとって歓迎すべきことだったのだ。
▼なぜなら、北京のスタジアムの騒ぎによって、世界が中国人の生の姿や共産中国の現実を知ってくれたから。もっといえば、歴史や靖国や尖閣諸島問題における対日要求の理不尽さも知ってくれただろうからである。
▼国歌演奏へのブーイングや国旗焼き捨てなどは一部サポーターの蛮行であって、あれで中国人全体の意向や民度や国民性を推し量ってはなるまい。確かにそれはそうだが、この激しい憎しみと恨みはどこからきているか。
愛国主義という名の反日教育からきたことは明白だろう。
▼中国人の行動原理に(略)“あてこすり”がある。また(略)“すりかえ”がある。
文革の「海瑞罷官(かいずいひかん)」が実は政治指導者批判だったように、こんどの反日騒動も実は社会不満や政府批判のあてこすりではないか。
▼この騒動について、中国外務省の孔泉報道官が「一部の日本メディアが少数の人間の行為を誇張して報じ、政治問題化させているのは遺憾である」と語っているのをテレビで見て思わず笑ってしまった。これぞ行動原理の“すりかえ”そのものだったからである。
▼繰り返すがサッカーアジア杯は、中国の実像をあかあかと映し出す照明灯となった。日本にとっては喜ばしいことだったのである。
「反面教師」は毛沢東が使いだした言葉だ
が、古森義久記者ふうにいえばサッカーは“日中再考”を促す貴重な教師になってくれた。
(あんた何様?)
(略)
実際に中国は歴史の勉強以外に「愛国教育」の時間を設けて
小中学生の頃から映画などの記憶に刷り込み易いものを使い
徹底的に反日を仕込み、自国政府への批判を押さえつけようとしています。
その事実を指摘されて逆切れするなっつーの。
それとも教育と無関係だと言うなら元々の資質の問題ですかね?
(略)
靖国神社が今物議をかもし出しているA級戦犯をの合祀を完了したのが、1978年であり又それ以前も首相の靖国参拝は行われていましたし、それ以降も当然行われていました。
しかし、今当然のように言われている、中国からの抗議などは一切無く(当然、韓国からもありませんでした。)非難しているのは、左翼系機関誌と朝日新聞などの国内マスコミだけでした。
では、なぜ中国などからの非難を受ける様になったのでしょうか。
それは、A級戦犯合祀完了の7年後の1985年中曽根首相の公式参拝からです。
この時、朝日などのマスコミで問題になった政治と宗教分離の問題がきっかけでした。
朝日新聞は、この公式参拝と宗教分離問題で大キャンペーンを展開したのですが、政府に聞き入れてもらえず。
これ以降作戦を変更して、次年度の公式参拝に備えこれを中止させるべく、次の様な手段に打ってでました。
その手段とは、A級戦犯合祀の靖国への政府首相の参拝は軍国主義の復活でありこれを中国(北京)政府が黙認するのは、日本軍国主義復活の黙認と同義であると中国政府へ朝日新聞の記者は北京へ直接出向きご注進したのです。
この作戦が功を制し、文句を付けはじめたのが昭和60年(1985年)靖国神社公式参拝関係年表参照。
(反日教育が開始されたとされる年とピッタリ合います。)
中国の国を挙げての猛烈な参拝反対運動に発展して、1986年の中曽根首相の公式参拝は中止となり、以後、小泉首相の公式参拝まで中止になったしだいです。
そして、中国が「反日」姿勢を鮮明にしたのは、たかだか十数年、江沢民が実権を握ってからに過ぎません。
90年代、江沢民が実権を握る過程で展開した愛国主義キャンペーンが主な原因です。
(略)
1985年から始まった、小学生から脈々と刷り込まれる反日教育のせいで無意識に日本が嫌いという感情が生まれるように改造された末路の一部が見えたということでしょうか。
考える事を停止させる、カルト宗教の洗脳と同じようなものですね。
彼らも中国政府の犠牲になった哀れな存在ってことでしょう。
ただ靖国問題は、だんだん中国にとって便利なカードじゃなくて重荷になりつつあるように思えます。
ネットやマンガで靖国神社のことを知り、別に参拝しても悪くないし、抗議する方がおかしいと理解でき、いくら朝日など左巻きが騒ごうとも、相手にされなくなりましたし。
抗議すればするほど、靖国神社の事を調べて真実を知る人が増えます。
1985年以前は、歴代総理が参拝しても問題にしていなかったように、今になって、参拝は認めることにするとも言えないから、中国側は、逆効果と思いながらも参拝のたびに抗議しなきゃいけない状況になり、愛国教育として反日を刷り込まれた中国人は釣られて怒ると。
これは江沢民が全部悪いんだけど、まぁ13億の人間を縛るにはこれからも仮想敵国プロパガンダしかないでしょうね。
そこら辺のやり方は北朝鮮となんら変わりません。
「日本軍国主義」とか「日本ファッシズム」とは、不存在ですね。
どこの国でもとる、「戦時体制」のこと、でしょ。
中国チームの監督、バカやろうだな。
2004年8月9日アジア杯決勝戦後
中国代表ハーン監督会見(1/1)
2004年08月07日
■日本とは“言いにくい”経験の差があった
アジアカップ決勝の敗戦後、表彰式には姿を見せなかったが、会見には現れた中国代表のアリ・ハーン監督【 photo by 宇都宮徹壱 】
今日はいい試合だったが、残念ながらわがチームは敗れてしまった。その原因はあまり言いたくないのだが、やはり経験という部分で―例えば主審に見えないところでのファウルの仕方など―で日本より劣っていたように思う。それは私もプレーヤーだったから、よく分かる。日本はこうした大きな大会での経験があった。そして中国はゲームをコントロールすることができなかった。
(こいつは、根性も見事に「支那化」したじゃんw)
―日本の2点目はテレビで見る限りハンドのようにも見えたが?
基本的にレフェリーのジャッジについては言及したくない。それに(そのシーンは)ピッチでは判断しにくかった。テレビで見ていた人には、そのように見えたのかもしれないが。
(今日の3失点のうち)1点目は本当は中国に与えられるべきFKだった。そして2点目はハンドの疑いがあり、3点目はスン・ジハイが倒されていたのにファウルが認められず、日本にボールが渡ってゴールを決められてしまった。そうなってしまったのが、誰のせいによるものかは分からないが。
―2点目を入れられてからは、イラン戦のような勝利への意欲が感じられなかったのはなぜか?
先ほども言ったように、あのような状況では選手がそうなってしまうのも仕方がないと思う。
■この敗戦だけは受け入れがたい
―授賞式に参加しなかったのはなぜか?
あの時はとても受賞式に参加する気分にはなれなかった。フィールドで起こったことを見ていれば……。
―途中出場のスン・ジハイは、左のウイングで投入されていた。イングランドでの彼のポジションは右のDFだったはずだが?
その件はあまり話したくない。それ(右DFのポジション)はイングランド人の考え方であり、私はそのサポートをするつもりはない。
―この試合には失望しているようだが、ポジティブな面はあるか
このチームに対しては、とくに失望はしていない。これだけ大きな大会でそれなりの結果を残せて満足だ。だが、この敗戦だけは受け入れがたい。
■AFCベラパン事務総長の談話
アジアカップ決勝戦後に会見を行った、AFC(アジア・サッカー連盟)のベラパン事務総長【 photo by 宇都宮徹壱 】
今日の試合では、中国は最後まで頑張っていた。アジアカップのファイナルは、どのチームにとっても難しい試合なのだと思う。今日は中国のファンの声援が逆にプレッシャーになってしまったのではないか。
中国は、日本の素晴らしい技術、素質そして経験でタイトルをもぎ取ったことを認めなければならない。
中国は今日、敗れたからといって恥じることもない。彼らの強さはこれまでの戦いで証明されているのだから。
ただ、アリ・ハーン監督の態度については、少し失望している。中国代表の監督は、スポーツマンシップに則り、グッドルーザーとしての態度で臨んでほしかった。
彼が表彰式をボイコットしたのは、AFCに対しても
プレーヤーに対しても失礼なことだ
と思う。
(あんた何様?)
(略)
わざわざ第三国の試合に来て、選手やサポーターに嫌がらせ、健闘し準優勝になった自国の選手を称えようともせず、さっさと会場の外に出て、国旗を焼いたり、公使の車を傷つけたり、第三国の記者にまで当り散らし、怪我させたり、相手国選手やサポーターをスタジアムに軟禁したりとここまで相手をもてなすというホスピタリティという概念が無い最低な国だとは思わなかった。
最も低いと書いて「最低」です。
中国のフーリガンたち(サポーターはいない?)も、そのうちに恥ずべき行動に気が付くでしょう。
奮闘した自国(中国)選手を称えることもしないで、自国の代表と愛する自国に泥をぬるような行動をしたことに。
それに気づけないままいるのならば、北京オリンピックでも同じ過ちを犯すことでしょう。
このオランダ人は、「潔さ」という美徳を、知らんらしい。
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日本の書籍需要は大きいが、たいへんでしょう。
2004年8月9日NNA 2004年08月09日 中国
日系初の書籍小売り参入
出版・メディア業界は、中国でも開放が最も遅れている分野だと言われている。そんな同業界にも近年、改革の波が押し寄せてきた。
昨年5月には出版物の小売が、今年12月1日からは卸売が外資に開放される。
(ただし、規制は強烈でしょ。)
海外の出版大手が中国市場進出を狙う中、ポプラ社が先月、日系企業としては初めて書籍・新聞・雑誌小売の合弁企業を設立した。【北京・新田理恵】
合弁会社の名称は「北京蒲蒲蘭文化発展有限公司」。2000年の設立準備開始から、まる4年をかけて設立にこぎつけた。他の外資出版社は、地元書店などへの資本参加といった形で、会社設立の足場を既に確立している場合が多いが、同社のように一から設立の申請を行って認可を取得したのは初のケースだという。
「申請する側も初めてなら、役所も対応するのは初めて」と、石川郁子・総経理は準備段階での複雑な手続きの苦労を振り返る。政府機関の管理による独特のシステムで固められてきた出版業界では、法制度の整備が市場の改革について行けていないのが現状のようだ。
(そもそも、「党の宣伝機関」出自だからねぇ)
中国の市場で、絵本というと児童書の中でも未知の分野に属すると言える。同公司の早川晋策・営業部長によると、「中国の親は子どもの教材費や知識啓蒙ものにはお金をかけるが、絵本にはなかなかお金を出そうとしない」。
子ども向け読み物と言えば、毎年のように繰り返し出版される「水滸伝」や「紅楼夢」、アンデルセンといった古典や名作などが中心で、創作絵本がすんなり受け入れられる市場の基盤が無いという。
(実際、この手の同じようなのが二束三文で露店にも出回ってる。あと多いのは百科事典の類ね)
「市場のうま味が出てきてからでは遅い」と石川総経理。外資による自社出版が禁じられている現時点では道のりは長いと思われるが、「将来的には中国の実情に合った、中国人作家の絵本を作りたい。そのためには今からニーズを把握し、かつ作家を育てていく必要がある」。
(まさに、体制変革待ちwの業界事情、ですネ)
■「絵本文化」の種をまく
ポプラ社の中国進出は、1995年に版権売買(書籍の版権を中国の出版社に販売する)を開始したことにさかのぼる。中国では自社出版物を直接発行することができない。
地元出版社から発行されている同社の絵本。流通の仕方も日本とは大きく異なっている。発売後に売れ具合を把握して入荷、増刷していくというシステムではなく、発行分すべてを一気に各地方書店まで分配し、あとは置きっぱなしにするという非効率的な経営方法がいまだ根強いという。日本とはあまりにも違う出版業界の体制―同社が合弁相手に選んだのは地元の印刷会社だが、その裏にはこのような事情が存在している。
(いったん刷ってしまうと「発禁・販禁」命令しても出回ってしまっているので如何ともしがたいのか、「中国農民事情」は定価24元のが10元でどこでも買えるのが実情)
立ちふさがるのは体制の違いだけではない。絵本に対する親の意識にも違いがある。「1冊10元(130円。札一枚)が、親が子どもに本を買うか否かのボーダーライン」との現状から、同社はペーパーカバーで10元以下、ハードカバーでも15元前後という低価格に設定。さらに、親が購入することに意義を感じるられる―例えば「色、形、体の部分の名称を覚えられる」―といった認識絵本などを組み入れる工夫も必要だという。絵本が子どもの想像力を豊かにするという意識はまだ根付いていない。まずは絵本の持つ意義を比較的容易に受け入れられる中・高所得層の母親から、絵本文化の浸透を図る。
小売の開放、会社設立により、同社は幼稚園などを媒体とした直販ルートを開拓できるようになった。北京市での自社店舗開設に向けた準備も進めており、来年5月ごろのオープンを見込んでいる。「新しい児童文化の創造をめざすアンテナショップとしていきたい」(石川総経理)という。
■業界活性化に外資の活力を
中国は近年、出版社の企業化、グループ化を進めている。国家新聞出版総署は今年、全国に560社余り存在する国有出版社を、各地の人民出版社を除き、今後3〜7年ですべて営利企業に改編すると表明。さらに出版・新聞業界ではグループ化が進み、約60のグループ企業に集約されている。
小売、卸売分野の対外開放による衝撃に対応する力をつけるため、改革を進めているという国内の声もある。しかし、卸売分野の外資による会社設立条件は資本金3,000万元(約4億円)という高いハードルが設けられていることなどから、むしろ「非常に力のある一部外資企業を利用して、新華書店など国有大手の独占状態にある業界に揺さぶりをかけたいのでは」(石川総経理)と、外資の力を利用した体制改革に政府が期待しているものと見られる。
大連では、沙河口図書城という小さな卸小売業者のまとめて入った3階建てのビルがある。何度か行ったが、故事成句集に古典文学集に百科事典に、受験用参考書と問題集が山積だね。
外国語専門店も何店かあるにはあるが、中国人向けの「外国語」専門らしくて「漢語試験」関連書籍は一切ない。紹介されて黒石礁のここも卸小売店らしかった(全部定価の2割引き。100元以上買うと3割引き)がそこに行って何冊かHSK関連書籍を買った。
日本で買うと3500円くらい(まぁ輸入手数かかるからネ)のが、30元(390円)程度で手に入る。
息子が今年の夏休みは頑張ってHSKチャレンジしようとして短期講習(4週間)にいってるのだが、関連書籍の纏め買いするつもりである。
ちなみに、日本語教室での生徒たちの強い要望で、Book-○ffで売り物にならん程度のもの目方で仕入れて「再生紙材料」としてとりあえず40フィートコンテナ一ヶ分見積もりだしてみたが、ちょい視野とって当初の事情(新聞・書籍・マスメディアのこの国での意味)考えると、相当やばそうなので止めた。
ええぞぉ、ニッポンw
2004年8月8日2004年8月8日(日) 7時9分
アジアカップ連覇の日本代表選手を、スペインメディアが絶賛(スポーツナビ)
7日、アジアカップの決勝戦でホストカントリーの中国代表を下し、見事にアジアカップ防衛に成功したサッカー日本代表。
決勝戦はスポーツ専門チャンネルでヨーロッパの各主要国でも生中継され、完全なアウエーという環境、そしてここまで数々の厳しい試合を戦い抜いた日本代表選手には、スペインでも高い評価が与えられた。
決勝トーナメントからは、日本の全試合を放送していたこともあり、アナウンサーと解説者も日本選手のデーターに関しては詳細に把握しており、生中継中も常に選手の細かい特徴を指摘しながら、日本選手についてそれぞれ詳しくコメントした。
まず、決勝でも全得点を演出し、大会最優秀選手に輝いた中村俊輔については、「非常に高い技術を持った、とても頭のいい選手」と絶賛。
スペイン代表のファンタジスタ、バレロン(デポルティボ・ラ・コルーニャ)の名前を出して、「ナカムラは日本のバレロンだ」と、最大級の賛辞を送った。
かねてからスペインリーグへの移籍を希望しているといわれる中村だが、今大会を通じてスペインのサッカー関係者やファンに向けて、強烈な印象を残したようだ。
また、準決勝のバーレーン戦で2得点を挙げて、この日も終了間際にダメ押しの3点目をたたき出したFWの玉田圭司については、「バーレーン戦での得点はいずれも素晴らしかった。縦へのスピードがとてつもなく速い。まるでロナウドのようだ」とコメントし、今までスペインではまったくの無名であった玉田にも驚かされた様子だ。
(他【女馬】的、が有名になるかナww)
そのほかにも、GKの川口能活やDFの中澤佑二についても「優勝の立役者」と褒めたたえる中、特にアナウンサーと解説者に強い印象を残したのは、今大会日本代表の正ボランチを務めた、福西崇史と遠藤保仁だった。
この日、先制点をたたき出した福西に対してアナウンサーは、「相手の攻撃をよくつぶし、かつてレアル・マドリーに所属したマケレレのように重要な選手。また、今日の試合に限らずW杯一次予選のインド戦でも得点を挙げるなど、ボランチというポジションながら、高い得点能力があることが素晴らしい。高さもある。スペインの各チームはこの選手から目を離すべきではない」と大会MVPの中村にも負けないほどの高い評価を与えれば、一方で解説者は、「私は遠藤を評価したい。フィジカルでは福西に及ばないが、質の高いプレーには目を見張るものがある。素晴らしい選手だ」と、こちらも絶賛だった。
今大会の日本選手の活躍をヨーロッパ各クラブがチェックしていることは間違いないだろう。
スペインでは最近、五輪代表の平山相太や東京Vの森本貴幸など、日本の若手選手に熱い注目が注がれているが、今大会によってA代表選手たちにも今後強い関心が寄せられることになりそうだ。
-Kosuke Ito from Spain-
[ 8月8日 7時9分 更新 ]
頑張りもさることながら、そのマナーも絶賛に値する。
誇りに思う。
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気休めに。でも、コレ、一ヶ月遅れの記事じゃんかw
2004年8月7日2004/08/07 (FujiSankei Business i.)
【中国経済】コンシェルジュから 風光明媚な大連のドライブを満喫( 8/ 7)
【大黒山/東山コース】
金州市街を抜け、最初のスポット、大黒山へ向かいます。大黒山中の山寺で、約六百年の歴史を持つ古刹(こさつ)「朝暘寺」。ここでは大きな観音像を鑑賞。その後は、さらに歴史をさかのぼり、唐の二代目皇帝、李世民が閲兵したという「点将台」から、雄大な眺めを楽しみましょう。李世民は、東征の際は軍をここで指揮したといわれています。
山あいの道でのドライブでおなかが空いたら、海の傍にある日本料理屋「大江戸」でボリューム満点なランチを頂く。
ひと休みした後は海沿いの道を走り「東山風景区」へ。山頂目指して整備されたばかりの滑らかなワインディングロードを快走しましょう。
東山風景区山頂にある展望台までの道のりは、目にまぶしい緑の中を抜ける快適なワインディング。海側からアクセスすると、恐竜の化石のレリーフなどが道沿いに並んでいます。
海抜百七十三メートルの頂上には三百六十度のパノラマが楽しめる展望台が待ち受けています。夜はUFO型の展望台がブルーとグリーンにライトアップされ、美しく、眼下の夜景も幻想的。高所からの眺望が満喫できる山ドライブコースです。
【濱海路コース】
風光明媚なポイントをたどり、潮風薫る海辺を走る。星海広場を見渡せる古城のような「貝殻博物館」を皮切りに、海を見ながら、海沿いのワインディングドライブを楽しみましょう。
ヨーロッパの古城風外観の「貝殻博物館」は五千種、七千点の珍しい貝殻が展示され、その数は世界一とか。
白亜のつり橋「北大橋」は二十五周年を迎える北九州市との友好都市五周年を記念して造られ、長さは二百三十メートル。
「北大橋」を過ぎると、観光地「老虎灘」に到着。極地関連ではアジア最大といわれる「老虎灘極地海洋動物館」で白クマやペンギンを眺めたり、イヌイットの生活を体験できます。
一時、暑さを忘れた後は国家元首クラスのVIPも利用する高級リゾート地「棒鬚島」へ。砂浜で潮風を満喫したら、大連誕生百年を記念し、一九九九年九月九日にオープンした「東海公園」に足を伸ばします。シンボルのオブジェ「海の旋律」などさまざまなオブジュをみながら散策しましょう。
(大連 7月号)
◇
中国最大規模の日本人向け無料情報誌。北京、大連、香港、上海で発行。ホームページはhttp://www.navigator.co.jp
◇
【写真説明】
大連誕生100年を記念し、1999年9月9日にオープンした「東海公園」には多数のオブジェがある
8月9日月曜日。昨日息子と煙草仕入れに出かけた。いつもの北京市場の店でトラぶったので、タクシーで二七広場の市場まで出かけてウィグル族の店でマイルドセブンとライト仕入れた。これからここにする。ついでに彼がまだ乗ってない203路ちんちん電車で東海公園(海韵広場)に行った。
狭い海水浴場にはロシア人が多くいて、ま、目の保養にはなったなw。
ついでに、彼が「お兄さん」と慕うようになった二校同時卒業の彼の新居の内装状況見に行った。
150平米のマンション。いい材料使ってる。自分の会社の工場産だからな。うらやましいネ。
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ジーコ(51)人気の秘密が、わかったな。
2004年8月7日2004/08/07 (サンケイスポーツ)
ジーコ監督、中国人プレスの“挑発”に皮肉を込めて応酬( 8/ 7)
きょうですべてを終わらせる!日本の連覇をかけたアジア杯決勝は7日、北京市のワーカーズスタジアムでキックオフ(日本時間午後9時)を迎える。この日の公式会見で、ジーコ監督(51)は中国人プレスの“挑発”にも皮肉を込めて応酬した。ブーイング問題を発端に、両国政府まで巻き込んでいる一大決戦。ジーコ・ジャパンは正々堂々とピッチ上で決着をつけるだけだ。
決戦前日の公式会見は報道陣200人を超えていた。ジーコ監督は穏やかに、そして冷静に中国戦をみつめていた。「ことさらコメントはない。自分たちのサッカーでタイトルを持ち帰る。準備は十二分にしてきた」。悠然と構える指揮官だが、中国人メディアに「穏やか」「冷静」は通用しない。フラッシュの雨がゴングだった。一気に襲い掛かかってきた。
−−中国には「幸運は3度続かない」という諺がある。今まで2度幸運があったが?
「幸運をどう理解するかだが、ヨルダン戦(準々決勝、7月31日)もバーレーン戦(準決勝、3日)も幸運じゃない。われわれの力だと信じている。勝つべくして勝ったのだ」
嫌味な質問にも、顔色ひとつ変えない。それならば…と、さらに矢が放たれた。
−−ナカタ、イナモトらがおらず、セカンドチームだという見方もあるが、決勝で負けたときの言い訳になるか?
「長いこと、この世界にいていろんな言い訳は聞いてきた。だが、下馬評にも上がらなかった日本が勝ってきたのは実力だ。AもBもない。断言するが、これが日本のベストチームだ」
思わぬ展開を招いた今回のアジア杯。純粋なスポーツの祭典のはずが反日感情を背景に、国歌斉唱中のブーイング、日本人サポーターにゴミを投げつけるなどの威圧的行為…。日本政府がスタジアムの安全を中国政府に申し入れるなど、両国政府を巻き込む事態に発展した。
その両国が首都・北京で決勝戦。ここまでブーイングを活力に変え、勝ち上がってきた選手たちは頼もしい。当日の北京でも何が待ち受けているのか予測できないが、ジーコ監督は改めて、皮肉をこめながら中国人サポーターに呼びかけた。
「あす(7日)は中国サポーターがたくさん来るだろうが、日本のサポーターもいる。1つ言いたい。世界的に多くのファンを持つサッカーというスポーツが、決勝も含めて平和のために貢献されることを願う」。政治は政治、サッカーはサッカー。
ジーコ監督の言葉が中国人メディアを黙らせた。
そしてプレーでスタンドも黙らせる。
北京市内で行われた夜の練習では、いつも通りポジション確認に大声を張り上げた指揮官。中国の人は『2度あることは3度ある』という日本の諺を知らないようだ。アジア杯連覇が待つ。ジーコ・ジャパンがすべてを終わらせる。
8月8日午後9時10分。
そのとおりになりましたですねww
プッ...
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論評4
2004年8月7日治部少輔の筆誅亭日乗
http://www4.diary.ne.jp/user/421727/
テレビが見れないんでねぇ、こういう論評はありがたいw、ですね。
小倉+ヅラ(カツラ)=おずら、かな?
ま、典型ダレ団塊世代代表、かもね。
http://www4.diary.ne.jp/user/421727/
■2004/08/07 (土) 今夜は決戦ですね〜
日本チームの勝利を願って、Z旗を掲げました。(^0^)ノシ
昨朝のとくダネ!ではオヅラが、「政治問題にするなと中国に要請って言うけど、こういうことやること自体、日本政府のほうが政治問題にしちゃってるんだよね。いわばこれで中国の人を煽っちゃうこともあるわけでしょ。なーに考えてんだか」と言っていたが、邦人保護は政府の義務だろ。
このオヅラ、フジのコメンテーターとしてアテネへ行くらしいが、「見に来てやった」風を吹かせつつ、選手たちに説教しそうで恐ろしい。
スタジオの一同が貴様の顔色をうかがっているからといって、世間もそうだと思うなよ!
この問題で今日二人の政治家が不快感を示した。内容は真逆だけど。
<ブーイング問題>石原都知事「民度低いからしょうがない」
<中国で開催中のサッカー・アジア杯で、中国人観客が反日感情を噴出させている問題で、東京都の石原慎太郎知事は6日の記者会見で、「民度が低いんだからしょうがないね」と不快感をあらわにした。
ブーイング問題:社民幹事長、首相発言に激怒
<「(首相自身が)さんざん反日感情をあおり、自分自身が中国を訪問できない状態を放っている。あの人がそういうことを言う資格はない」と激しく批判した。>
さすが。2議席泡沫政党になっても反日忠中の精神は揺るがない。しかし、全く空気の読めない連中である。まあ、だからこの間の選挙の結果を見ても、党再建への足がかりができたと総括できるんだろうが。
テレビが見れないんでねぇ、こういう論評はありがたいw、ですね。
小倉+ヅラ(カツラ)=おずら、かな?
ま、典型ダレ団塊世代代表、かもね。
論評3(勉強のキッカケ。ありがたいw)
2004年8月7日多事X論
http://www5f.biglobe.ne.jp/~SS777/
こういう地道な検証で、いちいち反証していく。
支那の中学からの「政治・歴史教科書」反駁集作るだけで、(現時点での)理想的教科書できるかもね。
要望も多い、だろうし。実践的だからw。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~SS777/
■平成16年8月5日(木) アジア杯サッカー
〜重慶爆撃は無差別爆撃に非ず〜
アジア杯サッカーにおける支那人の横暴な態度について、新聞各紙が今朝の社説で取り上げているが、例によって朝日社説の馬鹿さ加減には呆れ返る。http://www.asahi.com/paper/editorial20040805.html
取り分け悪質なのが以下の件だ。
『とくに重慶は、日本軍機の無差別爆撃によって膨大な数の市民が犠牲となった。
日本の若者たちも、この事実を知っているかいないかで、騒動への見方が変わってくるだろう。』
いかにも当時の日本海軍が東京大空襲のような無差別大虐殺を敢行したかのような物言いだが、全くのデタラメだ。
当時の新聞は重慶爆撃を以下のように報じている。(もしかして朝日じゃないの?(笑))
重慶二十一次爆撃 中枢機関などへ連続巨弾
〔海軍○○基地にて堀特派員十日発〕
浅田部隊長を総指揮官とする石橋、石原、二階堂、森、大平、高橋、竹田、美座の各部隊海鷲は、十日、大挙して三隊に分かれ、第二十一次重慶爆撃を敢行した。
午後三時三十分、相前後して重慶上空に殺到した海鷲は、軍政重要機関および軍部要人官舎の立ち並ぶ浮○関および場内残存軍事重要施設ならびに重慶の揚子江対岸の敵高角砲陣地、軍需工場地帯たる弾子石を急襲、巨弾を連続的に浴びせてこれを完膚なきまでに爆撃、数ヶ所より大火災を起こさせた。
かくて、全機堂々の戦果を収め○○基地に帰還した。
はて、一体これの何がどう無差別爆撃なのか?
純粋に軍事目標に限定して攻撃しているだけではないか。
そもそも、当時の重慶には外国人居留区(アメリカ人等の)があり、中攻隊パイロットには爆撃禁止地区の徹底指導が行われていた。
朝日の馬鹿が言う様な無差別爆撃などしようものなら外国人居留区を誤爆し、国際問題に発展していたはずだ。
まったく、一体どこの国の新聞だ?
こういう地道な検証で、いちいち反証していく。
支那の中学からの「政治・歴史教科書」反駁集作るだけで、(現時点での)理想的教科書できるかもね。
要望も多い、だろうし。実践的だからw。
論評2
2004年8月7日勝谷誠彦の××な日々
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
...(略)
さて諸君。今日は楽しい中華人民共和国のチームとのサッカー試合である。
「文明的に応援しよう」という横断幕が北京工人スタジアムには急遽かかっているそうだが4大文明の発祥地なのでさぞかし文明的なことだろう。
昨日は広島の人々にアメリカが人体実験というべき原爆を投下したその日だったが県を挙げてがんばったかつてのユニバーシアードでアメリカ人の選手や観客にたったひと(こと)の罵声を投げたという話も私は聞いたことがない。広島の苦しみはむしろ内在化して私たちに心の血を強いた。
常日頃私はこの日記で広島のエセ同和エセ人権屋の悪口を書いているがしかしそれすら私たちが負うべき負債であると認めよう。
少なくとも私たちは国際的に決着がついた問題でよその国の人々に対してその責任を転化しようとはしないしそうしないできたことを誇りに思う。
石原慎太郎さんは「民度の問題」と言ったがもうそういうことも言わない方がいい。ただ黙ってあの国家が自壊していくのを待とうではないか。
ただし私たちの主張は毅然としまた同胞の命はあくまでも守るということを基本として。
ベルリンの壁が崩れて以降の水が高いところから低いところに流れる道理を見るがいい。
支那や北朝鮮がこのままの体制で続くと思っているまっとうな人々は世界にいまい。
私たちは次を見るべきである。
それぞれの体制が崩壊した時にその泥濘の中からどういう外道が国を売っていたかかという名簿を探すのだ。私はそのためには命をかける。そしてそのことを恐れているからこそ蛆虫が奴らの延命に手を貸していることを知っている。